不発に終わったクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

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延長戦も0-0…ポルトガルはジョアン・フェリックスが失敗

 欧州選手権(EURO)準々決勝が7月5日に行われ、ポルトガルはフランスにPK戦の末敗れた。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは自身最後となるEUROを無得点で終えた。

 C・ロナウドとフランス代表FWキリアン・ムバッペがともに先発した一戦。優勝候補の激突は互いに譲らず延長戦に突入。ムバッペがプレーした延長前半までロナウド対ムバッペが実現した。激しい攻防で緊迫感を保ちながらも120分で決着がつかず、PK戦に突入した。

 フランス1人目が成功すると、ポルトガルの最初のキッカーはC・ロナウド。駆け引きしながらも見事ゴール左に沈めた。その後は両者決めるも、ポルトガル3人目のFWジョアン・フェリックスがゴールポストに嫌われて失敗。フランスはキッカー5人が全員成功し、ポルトガルがベスト8で大会を去ることとなった。

 C・ロナウドは数日前に今大会が最後のEUROになることを認めていた。39歳で迎えた今大会はノーゴールで幕を閉じた。米スポーツ専門局「ESPN」は「2026年のワールドカップ時には彼は41歳になる。もしこれが主要な国際トーナメントでの最後の姿だとしたらそれは素晴らしいキャリアだった」と称えた。米衛星放送局「FOXスポーツ」も「一つの時代の終わり」と勇姿を称えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)