伊藤洋輝とキム・ミンジェ【写真:Getty Images】

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「Transfermarkt」が来季先発予想イレブンを公開

 ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」がドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの来季先発予想イレブンを公開。

 最終ラインには今夏新加入の日本代表DF伊藤洋輝らが並んだ。一方、昨季に加入した韓国代表DFキム・ミンジェの名前は見当たらず、韓国メディアは「主力として取り上げられていない」と嘆き節で伝えている。

 ヴァンサン・コンパニ新監督が率いるバイエルンは、今夏補強第1号となった伊藤以外にも、補強ターゲットが複数噂されている。その1人としてレバークーゼンのDFヨナタン・ターの獲得も画策中。「Transfermarkt」での予想先発ラインナップでは伊藤、ターの2CBに、ヨシュア・キミッヒ、アルフォンソ・デイビスが最終ラインに並ぶ形となった。

 一方で、昨季加入しCBを担ったキム・ミンジェは先発外に。これを受けて韓国メディア「InterFootball」は「『消えたキム・ミンジェ!』日本人DFとレバークーゼンの主力選手に押し出され…来季ミュンヘン予想スタメンから外れる」と見出しを打ち「来季、バイエルン・ミュンヘンの主力メンバーとして取り上げられていない」と注目している。

 キム・ミンジェは昨夏、当時アジア人歴代最高額の移籍金となる5000万ユーロ(約87億円)でバイエルンに加入。シーズン当初は主力として活躍も、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のレアル・マドリード戦で失点に絡むパフォーマンスもあり、評価を落とす形でシーズンを締め括っていた。

 そうした事実を物語る先発予想を受け、記事では今後の去就動向にも言及。ドイツ紙「abendzeitung」紙の報道を引用する形で「ミュンヘンは、適切なオファーがあればキム・ミンジェを売却する可能性がある。今夏、ミュンヘンは韓国ツアーに出るが、キム・ミンジェは不在かもしれない」とも記し、韓国人CBの立場を悲観的に伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)