ソフトバンク、SoftBankの法人向けモバイルルーター「Pocket WiFi 5G A401ZT」を発表！5500mAhバッテリーやeSIMを搭載。8月下旬発売予定

2024年7月5日 23時55分

SoftBank向けモバイルルーター「Pocket WiFi 5G A401ZT」が登場！

ソフトバンクは4日、携帯電話サービス「SoftBank」の法人向け新商品としてモバイルルーター史上最大の大容量5500mAhバッテリーやeSIMを搭載した5G対応モバイルルーター「Pocket WiFi 5G A401ZT（ポケットワイファイ・ファイブジー・エーヨンマルイチゼットティー）」（ZTE製）を発表しています。発売時期は2024年8月下旬以降を予定しているとのこと。

販売チャネルはSoftBankの法人窓口となっており、価格はオープンで、法人向けのレンタルサービスにも対応しています。なお、最大64台の機器の同時接続が可能なほか、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯で無線LAN（Wi-Fi）を同時に利用でき、さらにオプション品のクレードル（別売り）を使用することで、Ethernetポートから有線でLAN／WANに接続することが可能となっています。

Pocket WiFi 5G A401ZTはソフトバンクが展開するモバイルルーター「Pocket WiFi」シリーズの最新機種で、ZTE製としては2021年7月に発売された前機種「Pocket WiFi 5G A101ZT」（SoftBank向け）や「Pocket WiFi 5G A101ZT」（携帯電話サービス「Y!mobile」向け）の後継機種として引き続いて5G NR方式におけるSub6に対応した高速・大容量・低遅延なモバイルネットワークが利用可能となっています。

また新たにモバイルルーター史上最大の5500mAhの大容量バッテリーを搭載し、出張や長時間の外出時も安心して使用可能で、外部接続・充電端子はUSB Type-Cとなっており、急速充電「Quick Charge 3.0」にも対応しています。連続通信時間は5G（Sub6）で約8.2時間、4G LTE（FDD-LTE）で約10.3時間、4G（AXGP）で約10.3時間、連続待受時間は5G（Sub6）で約640時間、4G LTE（FDD-LTE）で約645時間、4G（AXGP）で約665時間、充電時間は約170分。ただし、電池パックは取り外しができない内蔵式となっているとのこと。

さらにソフトバンクのモバイルルーターとしては初めてeSIMに対応し、Pocket WiFi 5G A401ZTに接続したスマートフォン（スマホ）などのカメラにてQRコードを読み取ることによってプロファイルをダウンロードして簡単に通信サービスの利用を開始することができるようになっています。なお、今後、QRコードの読み取りの他にもPocket WiFi 5G A401ZTを操作して自動でプロファイルをダウンロードする方式にも対応する予定だとのことです。

またSIMはnanoSIMカード（4FF）スロット（1個）も搭載されており、デュアルSIMで利用できるとのこと。正面には約2.4インチQVGA（320×240ドット）液晶ディスプレイが搭載されており、サイズは約141×69×15.9mm、質量は約240g、本体色はブラックの1色のみ。Wi-FiはWi-Fi 6に対応したIEEE802.11a／b／g／n／ac／ax準拠（2.4および5GHz）で、Wi-Fi対応機器の同時接続可能台数は64台となっています。

さらにUSBテザリング（USB 3.1）にも対応しているため、同時接続可能台数は合計65台となります。一方、オプション品（別売）として「クレードル（型番：ZEEBT1）」が用意されており、クレードル装着時には有線LAN／WANが利用できるようになっています。なお、クレードル装着にはUSB Type-C端子を利用するため、USBテザリングと有線LAN／WANは排他利用となります。

その他、携帯電話ネットワークにおける最大通信速度は測定中で、対応周波数帯は以下の通り。対応OSはWindows 10（32bitおよび64bit）やWindows 11（64bit）、macOS 10.14～14、表示言語は日本語／英語／中国語／韓国語。付属品はUSBケーブル（型番：ZEDBG1）およびSIMピン（試供品）、クイックスタート（日・英）、お願いとご注意。