[7.5 J1第22節 広島1-3神戸 Eピース]

 ヴィッセル神戸が敵地でサンフレッチェ広島に3-1で勝利した。神戸は約2か月ぶりの連勝。勝ち点を40として、暫定2位に浮上した。また神戸はJ1通算299勝とし、300勝(13クラブ目)の節目まで残り1勝とした。

 先制点も神戸が奪った。前半11分、中央のFW大迫勇也がワンタッチで右サイドに展開。FW武藤嘉紀がクロスを上げると、勢いよく走り込んだ大迫がヘディングで叩き込み、スコアを動かした。

 しかし広島も前半 17分、左サイドのエリアに入ったところからMF東俊希がクロスを上げると、ファーにいたMF新井直人がヘディングでゴール方向に飛ばす。これがループシュートになってゴールに吸い込まれていった。

 前半は1-1で折り返したゲームだが、後半7分、神戸は右サイドのCKの流れからMF扇原貴宏がエリア手前から押し返したボールをFW広瀬陸斗がワンタッチでコースを変えて勝ち越し弾を決める。

 さらに後半26分には神戸は自陣からカウンターを発動。センターライン手前で大迫がキープして右に展開。武藤がドリブルで運ぶと、ゴール前に走り込んでいたMF山口蛍がワントラップから右足で蹴り込んでリードを2点に広げた。

 反撃したい広島だが、後半39分にMFエゼキエウが右もも付近を痛めてその場に座り込んでしまう。広島は交代枠をすでに使い切っていたことから10人での戦いになってしまう。このまま1-3で敗れた広島。ここ5戦は1勝2分2敗となってしまった。