鎌田大地のクリスタル・パレスへの移籍が決定【写真:高橋 学】

写真拡大

クリスタル・パレスでグラスナー監督と再び共闘へ

 日本代表MF鎌田大地は今夏、イングランド1部クリスタル・パレスと2年契約を結んだ。

 ドイツ1部フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナー監督との再会にドイツメディアも熱視線を送っている。

 鎌田は昨夏に加入したイタリア1部ラツィオを1年で退団。契約延長も噂されたが、条件面で合意できずに今夏も再び新天地を求めることになった。古巣フランクフルトへの復帰の噂などもあったなかで、クリスタル・パレスへの加入が決まった。

 昨季プレミアリーグで10位と躍進したクリスタル・パレスを率いるのは2021-22シーズンにフランクフルトをUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇に導いたグラスナー監督だ。ドイツ紙「フランクフルター・ルントシャウ」は「ヨーロッパリーグの2人の英雄がロンドンで再会」と鎌田の移籍をレポート。「昨季途中にクリスタル・パレスにやってきたグラスナーは初めて自分の意向に沿う形でチームを変えることができる。そして、彼は自分がよく知る新戦力を獲得した」と指揮官とのその愛弟子との再会に注目した。

 そして、記事では鎌田がラツィオで本領発揮できていなかったとしたうえで、「セビージャで2022年のELを制したグラスナー監督の下、かつての強さを取り戻すことが期待される」と日本代表MFの再覚醒への期待を寄せていた。(FOOTBALL ZONE編集部)