マッツ・ウィーファーがブライトン入りか【写真:Getty Images】

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リバプール監督の愛弟子MFウィーファーがブライトンと契約合意

 イングランド1部リバプールは、今夏の移籍市場で日本代表MF遠藤航と同ポジションであるフェイエノールトのオランダ代表MFマッツ・ウィーファーの獲得に乗り出すと噂されていたなか、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンが2500万ポンド(約52億円)のオファーで契約合意に至ったと報じられている。

 リバプールは昨季限りでユルゲン・クロップ監督が退任し、フェイエノールトからアルネ・スロット監督を招聘。それに伴い、フェイエノールトのアンカーで不動の地位を築いていた愛弟子ウィーファーの引き抜きがイングランドやオランダでしきりに取り沙汰されていた。

 しかし、英紙「デイリー・メール」は「ブライトンはウィーファーに2500万ポンドのオファーで合意に達し、リバプールは争奪戦に参戦しなかった」と見出しを打ち、ブライトンがウィーファーと契約合意に至ったと報道。「リバプールも獲得に乗り出すとオランダで報道されていたが、十分な戦力があるとして獲得に動かなかった」と伝えている。

 クラブ専門メディア「リバプール・コム」は「リバプールはウィーファーを歓迎しなかった。スロットとは師弟関係にも関わらず、争奪戦には加わらなかった。加わっていたら簡単に勝てたかもしれないのに、そうしなかったのだ」と取り上げ、「ウィーファーは、すでにリバプールに在籍している選手の選択肢を上回るほどではなかったのかもしれない」と、遠藤やMFアレクシス・マック・アリスターから定位置を奪う存在になると確証を持てなかったことを理由として指摘していた。(FOOTBALL ZONE編集部)