「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」 招待券を5組10名様にプレゼント!

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■世界最大級のコレクションが日本初上陸!■


19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの展覧会が開催されます。

ロートレックの紙作品コレクションとして世界最大級のフィロス・コレクションから約240点が出品されます。特に注目すべきは、素描をはじめ、ポスターや挿絵、手紙、私的な写真など、多岐にわたる資料が展示されます。

本展は、ロートレックの作品を通じて19世紀末パリの芸術と文化を深く理解する貴重な機会です。日本で初めて紹介されるこのコレクションは、パリのルーヴル美術館やアルビのロートレック美術館に次ぐ規模を誇ります。

ロートレックが描いたモンマルトルの街並みとその場所に生きた人々の姿を、豊富な関連資料とともに堪能できる本展をぜひご覧ください。


■Ⅰ 素描■

最初の章では、フィロス・コレクションに収蔵されている素描作品を紹介します。版画とは異なり"1点もの"の素描作品には、完成度の高いものからポスターの下絵などまで幅広く含まれており、ロートレックの制作過程と彼の視点を直接感じることができます。また、ロートレックの技法や思考過程を探る貴重な機会となります。


ロートレックの初期作品には、乗馬や狩猟など馬に関連する題材が多く見受けられます。彼が最初に師事した動物画家のルネ・プランストーの影響を強く受けたためです。特に《騎手》では、動きの瞬間が素早い描線でとらえられており、後のモンマルトルのダンサーや芸人の躍動感あふれる作品に通じる技量が垣間見えます。


■Ⅱ ロートレックの世界 ー カフェ・コンセール、ダンスホール、キャバレ…■

第2章では、ムーラン・ルージュ、自由劇場、制作座など、ロートレックを取り囲む世紀末パリの世界を版画と素描で紹介します。ロートレックがモデルとして描いた芸人たちも取り上げ、特にお気に入りのモデルであるイヴェット・ギルベールとアリスティド・ブリュアンの著作物も展示します。


イヴェット・ギルベールは19世紀末のパリを代表する歌手で、ロートレックが何度も描いたモデルです。ギルベールの細身の身体と肘上まである黒手袋が特徴で、ステージでは長い腕を振りながら大胆な歌詞を語るように歌い、ロートレックはギルベールのための版画集の挿絵も担当しています。


■Ⅲ 出版 ー 書籍のための挿絵、雑誌、歌曲集■

第3章では、ジュール・ルナールの『博物誌』、デジレ・ディオーの歌曲集『昔噺』、および芸術雑誌『ラ・ルヴュ・ブランシュ』などの出版物(雑誌・書籍)に関連する作品を展示します。特に、ディオーの歌曲集『昔噺』の「君がため!」については、その制作過程を詳細に紹介します。


『レスタンプ・オリジナル』は、1893年から1895年にかけて出版された版画集で、全10巻に75人の芸術家による95点の版画が収録されています。ロートレックやナビ派の画家など前衛芸術家たちの作品の多くに、多色刷りのリトグラフが用いられました。初号表紙には、アンクール印刷所の刷り師・コテル爺さんとダンサーのジャヌ・アヴリルが描かれています。


『ラ・ルヴュ・ブランシュ』は1889年創刊の雑誌で、ロートレックやモーリス・ドニなどのナビ派の画家たちの書き下ろしの版画作品が掲載されました。同誌の編集長タデ・ナタンソンの妻、ミシアがスケートをする様子を描いた宣伝ポスターを展示します。美しく教養豊かなミシアは、同誌のミューズとして知られています。


■Ⅳ ポスター■

第4章では、ロートレックの代表作であるポスターを展示します。フィロス・コレクションは、屋外掲示による損傷や変色が少ない状態の良いものを厳選し、さらに第三者が文字入れする前の刷りを主に収集していたため、オリジナルに近い状態で鑑賞することができます。


「ディヴァン・ジャポネ」のポスターは、日本風の内装が特徴的なキャバレーを舞台にしています。ロートレックの作品によく登場するダンサーのジャヌ・アヴリル、その右側に象徴主義の詩人エドゥアール・デュジャルダンが描かれています。鮮やかで平坦な色使いとシンプルで力強い構図は、浮世絵からの影響を受けたものと考えられています。


イギリスの製紙会社J.&E.ベラ社の注文で制作された婚礼やカーニバルなどで使われる紙吹雪の宣伝ポスターです。女優ジャンヌ・グラニエをモデルに、3人の手から放たれた華やかな紙吹雪を浴びる姿が描かれ、その間に書き入れられたタイトル「Confetti」の文字が作品のデザイン効果を高めています。

■Ⅳ 私的生活と晩年■

最後の章では、ロートレックがプロデュースした食事会のメニュー・カード、私的な展覧会の招待状、手紙、プライベート写真などを展示します。これらの資料から、ロートレックの私生活や人間関係を垣間見ることができ、彼が晩年まで多くの人々に愛されていたことがわかります。


晩年のロートレックは、初期に描いていた馬や動物の主題を再び取り上げています。『ポニーのフィリベール』には、貸馬車屋エドモン・カルメーズが所有する馬フィリベールが描かれています。ロートレックはこの馬を可愛がり、他にもカルメーズの飼い犬をモデルにした作品をいくつか描いています。

※画像写真の無断転載を禁じます。

「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」

■会期
2024年6月22日(土) 〜 9月23日(月・祝)
※日時指定予約推奨

■会場
SOMPO美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
※新宿駅西口より徒歩5分

■開場時間
10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)
※最終入場は閉館30分前まで

■お問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600

美術館 公式サイト:https://www.sompo-museum.org/


★★展覧会招待券を抽選で5組10名様にプレゼント★★

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■応募受付期間:2024年7月8日(月)12:00 〜 7月15日(月・祝)12:00
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