現在33歳のデ・ブライネ。2年後の北中米W杯でも腕章を巻くのか。(C)Getty Images

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 ベルギー代表の主将ケビン・デ・ブライネが、呼称に不快感を露わにした。英メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。

 現地時間7月1日に開催されたEURO2024のラウンド16で、ベルギーフランスと対戦。長らくスコアが動かずスコアレスで迎えた85分に、ヤン・ヴェルトンゲンのオウンゴールで決勝点を献上し、0ー1で敗れた。

 今後の焦点となるのがメンバー構成だ。ベルギーはデ・ブライネ、ロメル・ルカク、今大会は選外のティボー・クルトワをはじめとした、いわゆる“黄金世代”が長年牽引しているのだが、彼らは30歳をオーバー。早期敗退を受け、世代交代の4文字はより存在感を増していくはずだ。
【動画】ベルギーには不運だったフランスの決勝点 
 一部では「EURO2024は黄金世代最後のビッグトーナメント」という声もあるなか、試合後の記者会見でデ・ブライネは、報道陣とこんなやり取りをした。

記者「黄金世代がファイナルに進めなかったのは辛い?」

デ・ブライネ「黄金世代って何?」

記者「あなたたちのことだよ!」

デ・ブライネ「あなたたちの? フランス、イングランド、スペイン、ドイツは黄金世代ではないと言うのか? オーケー、ありがとう」

 33歳のレジェンドは自ら取材対応を切り上げ、場を後に。その際、こう口にした。

「Stupid」

 夢半ばでの敗退もあり、思わず「バカ野郎」と口にするほど頭に血が上っていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部