テニス、ウィンブルドン選手権、女子シングルス1回戦。勝利を喜ぶ大坂なおみ(2024年7月1日撮影)。(c)ANDREJ ISAKOVIC / AFP

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【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は1日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-1、1-6、6-4で世界53位のジアン・パリー(Diane Parry、フランス)を退けた。ウィンブルドンでの白星は2018年大会以来で、「夢のよう」だと喜んだ。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂は、ウィンブルドンに出場するのは初戦敗退を喫した2019年大会以来となる中で、第1セットをわずか22分間で制した後、第2セットを奪われてセットカウント1-1で並ばれた。

 そして迎えた最終セットは、ペリーにいきなりブレークを許してゲームカウント3-1でリードされたものの、3-3に追いついた後は2本のブレークポイントをしのぐなどして5-4と逆転。最後は相手が10本目のダブルフォールトを犯し、勝利を収めた。

 

 この試合で34本のウイナーを記録した大坂は試合後、「ここではずっとプレーしていなかったから、夢のよう」だと喜び、「皆さんが見て楽しめたことを願っている。妊娠後に初めて観戦したのはウィンブルドンだったから、ここに来られて本当にうれしい」とコメントした。

 また、2日は娘の1歳の誕生日で、ケーキや英作家ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)の絵本「ピーターラビット(Peter Rabbit)」でささやかなお祝いをする予定だと明かし、「お誕生日のプレゼントを買ったのだけど、いつもバースデープレゼントを買っている感じ。本を買ったので、気に入ってくれることを願っている」と語った。

 大坂は次戦、3回戦進出を懸けて大会第19シードのエマ・ナバーロ(Emma Navarro、米国)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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