ガーディアンズのスティーブン・クワン【写真:ロイター】

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6月の指標ではガーディアンズのクワンが大谷を超える長打率.730をマーク

【MLB】ガーディアンズ 6ー5 Bジェイズ(日本時間24日・クリーブランド)

 ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が絶好調だ。ここまで規定打席未満ながら打率.390、7本塁打、23打点をマーク。OPSは1.023となっている。6月に入り長打率は.730。ドジャース・大谷翔平投手を上回る数字に「信じられない」「狂ってる!」と驚きの声が上がっている。

 5月に左太もも裏を痛めて戦線離脱したが、復帰後も快音が止まらない。23日(日本時間24日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・左翼」で出場すると、4回先頭の第3打席で右翼席へ今季7号。5打数2安打で2戦連続マルチ安打をマークし、勝利に貢献した。

 6月に入り、16試合で打率.444、4本塁打、11打点、出塁率.507、長打率.730、OPS1.237と驚異的な数字を残している。5月31日(同6月1日)〜6月20日(同2日)まで14試合連続安打をマークした。クワンは母方の祖母が山形出身で2023年のWBCでは野球日本代表「侍ジャパン」の関係者が接触。しかし、代表入り資格を満たせず実現しなかった。

 米スポーツ統計会社「StatMuse」は22日(同23日)に大谷とクワンの長打率を比較する投稿をするとファンも反応。「ということはクワンが現時点で球界最高の選手になったということだ」「とても興味深い」「恐れられるスラッガー、スティーブ・クワン」とコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)