貯金100万円あると何が変わる?どんなことに使える?
もし、生活にやりくりするお金とは別に100万円の貯金があったら、どのような良いことがあるのでしょうか? 考えてみます。
いったい、どのようなことに使えるのか、具体的なことを解説します。
▼【1】住宅の手付金、住宅ローンの頭金に利用できるまず、思い浮かぶのがマイホーム購入資金の手付金にできることです。その他、住宅ローンの頭金に利用することもできます。
マイホームの価格や住宅ローンの金利、諸条件によって異なりますが、頭金にすることは可能と言えるでしょう。
▼【2】高校や大学の入学金や寄付金に使える子どもが高校や大学へ進学する時、入学金や寄付金が必要になり、まとまったお金の準備を迫られることがあります。そのようなときにも100万円あれば、ある程度の部分はカバーできるのではないでしょうか?
▼【3】高齢者施設の入所一時金にできるいわゆる高級有料老人ホーム等では難しいのですが、入所一時金を数十万円でOKとしている高齢者施設もあります。そのような施設への入所を希望するなら、入所一時金として利用できるでしょう。
【1】〜【3】のケースは、いずれも最初の入口でしかありません。もちろん、手続きをするときにはその後の生活にかかるコスト等を踏まえてシミュレーションし、無理がないかを判断しなければなりません。
ただ、入口に立つお金があるということは、選択することができるということなのです。
この例に限らず、100万円あることで、生活の選択肢が広がるのです。
急な冠婚葬祭に出席しなければならない、友達と旅行に行く、飲み会が重なって出費が多くなってしまった等、日常生活でよくあることです。
このようなとき、100万円の貯金があれば、お金のみで判断するのではなく、本当に自分がどうしたいのかを考えて判断することができるのです。
私たちは何かを決断するとき、「お金の有無」を基準に判断することが少なくありません。無駄遣いや貯蓄をするという観点からも、お金は大切な基準になります。
しかしながら、常にお金を理由にあきらめる習慣が付いてしまうと、心にゆとりがなくなるだけでなく、モチベーションそのものが落ちてしまいます。
たかが100万円、されど100万円です。その貯金があることで、心にゆとりが生まれますし、自分の意志を通す、自分の気持を尊重して物事を判断することができるようになりますよ。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))
さまざまなローンの頭金や一時金に使える
100万円は決して少ない金額ではありません。とはいえ、多いわけでもない金額です。ただ、100万円あれば、さまざまなローンの頭金や一時金として使うことができるのです。いったい、どのようなことに使えるのか、具体的なことを解説します。
マイホームの価格や住宅ローンの金利、諸条件によって異なりますが、頭金にすることは可能と言えるでしょう。
▼【2】高校や大学の入学金や寄付金に使える子どもが高校や大学へ進学する時、入学金や寄付金が必要になり、まとまったお金の準備を迫られることがあります。そのようなときにも100万円あれば、ある程度の部分はカバーできるのではないでしょうか?
▼【3】高齢者施設の入所一時金にできるいわゆる高級有料老人ホーム等では難しいのですが、入所一時金を数十万円でOKとしている高齢者施設もあります。そのような施設への入所を希望するなら、入所一時金として利用できるでしょう。
【1】〜【3】のケースは、いずれも最初の入口でしかありません。もちろん、手続きをするときにはその後の生活にかかるコスト等を踏まえてシミュレーションし、無理がないかを判断しなければなりません。
ただ、入口に立つお金があるということは、選択することができるということなのです。
この例に限らず、100万円あることで、生活の選択肢が広がるのです。
心にゆとりが生まれ、自分の意志を尊重することができる
数千万円も、何億も持っている人から見たら、たかが100万円と思うかもしれません。とはいえ、100万円あることで、心にゆとりが生まれることもあるのではないでしょうか。急な冠婚葬祭に出席しなければならない、友達と旅行に行く、飲み会が重なって出費が多くなってしまった等、日常生活でよくあることです。
このようなとき、100万円の貯金があれば、お金のみで判断するのではなく、本当に自分がどうしたいのかを考えて判断することができるのです。
私たちは何かを決断するとき、「お金の有無」を基準に判断することが少なくありません。無駄遣いや貯蓄をするという観点からも、お金は大切な基準になります。
しかしながら、常にお金を理由にあきらめる習慣が付いてしまうと、心にゆとりがなくなるだけでなく、モチベーションそのものが落ちてしまいます。
たかが100万円、されど100万円です。その貯金があることで、心にゆとりが生まれますし、自分の意志を通す、自分の気持を尊重して物事を判断することができるようになりますよ。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))