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『スター・ウォーズ』シリーズといえば、愛らしいマスコット的なキャラクターが登場するという定番がある。R2-D2やイウォーク、BB-8、ポーグ、グローグーなどがそうだ。最新ドラマ「スター・ウォーズ:アコライト」の第4話『昼』では、バジルと呼ばれる新キャラクターが登場。早速その魅力がファンの間で話題になっている。

この記事には、「スター・ウォーズ:アコライト」第4話『昼』のネタバレが含まれています。

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(C)2024 Lucasfilm Ltd. 「スター・ウォーズ:アコライト」第4話に登場のバジルとは

ドラマ「スター・ウォーズ:アコライト」第4話でオーシャは、マスター・ソルらジェダイと共にマスター・ケルナッカ捜索の任務に赴く。現地コーファーに向かう船中で、オーシャはカワウソのような種族のクルーと出会う。クンクンと鼻をひくつかせ、オーシャのドロイド「ピップ」に興味津々の様子だ。

ピップに向かって威嚇すると、お返しの水鉄砲を返されてしまう。「あれは誰?」と耳打ちするオーシャに、ジェキは「バジルだよ」と紹介する。ちなみにここでオーシャは「あの子もチームの一員なの?」と尋ねているが、原語では“Is he or they with us?”。バジルがノンバイナリーである場合も考えた、ジェンダーダイバーシティを示す尋ね方をしている。

バジルはこのエピソードの中盤と後半にも再登場。コーファーに到着すると、ヨードからケルナッカの衣類の切れ端を嗅がされ、警察犬のように匂いを覚える。バジルの役割とは“追跡者”なのだ。また、終盤では森の中でメイと鉢合わせると、クンカクンカと匂いを嗅ぎ、鳴き声をあげてメイの発見をチームに伝えている。

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公式サイトので認められたところによると、バジルはティンナン(Tynnan)と呼ばれる種族の個体で、この種族はレジェンズ(ディズニー買収以前に展開されていたスピンオフで、今では外伝扱い)出身のキャラクター。近頃『スター・ウォーズ』ではレジェンズの設定やキャラクターを逆輸入するケースが見られているが、バジルもその最新事例となった。

レジェンズにおいてティンナンは高い知性を持ち、冷たい水を泳ぐことができ、視力は弱く嗅覚が優れているという設定だった。初登場は1979年の小説『Han Solo’s Revenge』。今回の実写版では、嗅覚がよく効くことを表すために鼻のデザインを強調。ゴーグルは感覚を研ぎ澄ます際に着用するのだという。

映像化の際にモデルになったのはメル・ブルックス監督による1974年のコメディ映画『ヤング・フランケンシュタイン』でマーティ・フェルドマンが演じたアイゴール。このキャラクターのように、小さな身体ながら他のキャラクターと同じような存在感があるように演出したかったという。演じたのはハッサン・タージで、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)ではR2-D2役も演じている。

『スター・ウォーズ』世界には愛らしいキャラクターが多く存在するが、バジルもそんなマスコットになるだろうか?「ただ可愛らしくて、愛らしくいだけでなく、より大きな存在感あるキャラクターを、どうやったら登場させられるだろうかと考えました」と、クリーチャー&ドロイドのFXを監修したニール・スカンランは話している。「(幅広い年齢層の)ファンが共感できる要素とは何だろうか?それがうまくいくのは、抱きしめたくなるとか、フレンドリーだとか、そういった要素があるときだけです。『スター・ウォーズ』の世界では、そういうことが重要ですよね」。

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