女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン初日。10番でアプローチショットを打つ笹生優花(2024年5月30日撮影)。(c)Sarah Stier/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】女子ゴルフ米国ツアーのメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2024)は30日、米ペンシルベニア州ランカスター(Lancaster)のランカスター・カントリークラブ(Lancaster Country Club、パー70)で開幕し、2021年大会女王の笹生優花(Yuka Saso)が2アンダーで首位発進した。

 笹生は15番と16番で連続バーディーを奪うなどし、「68」でホールアウトした。最終18番でボギーをたたくまでは、この日ただ一人スコアを3アンダーまで伸ばした。

 順調なスタートを切ったが、ラウンド後には「まだ先は長い」と落ち着いた様子を見せ、「このまま集中力を維持し、これまでやってきたプロセスを信じて、とにかく楽しみたい」とコメントした。

 一方、世界ランキング1位でメジャー3勝目を目指しているネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は、パー3の12番で10打をたたくなどし、自己ワーストの10オーバー「80」でフィニッシュ。直近の出場7大会中6大会を制し、圧倒的な優勝候補として今大会に乗り込んでいたが、予選通過さえ危うい状況となっている。

 笹生と1打差の2位タイには、アンドレア・リー(Andrea Lee、米国)、ウィチャニー・ミーチャイ(Wichanee Meechai、タイ)、アマチュアのアデラ・セアノーシェク(Adela Cernousek、フランス)がつけ、イーブンパーの5位タイグループには岩井千怜(Chisato Iwai)と吉田優利(Yuri Yoshida)ら10人が入った。 

 日本勢は他に、古江彩佳(Ayaka Furue)、渋野日向子(Hinako Shibuno)、河本結(Yui Kawamoto)が1オーバーの15位タイ、小祝さくら(Sakura Koiwai)、山下美夢有(Miyu Yamashita)、鈴木愛(Ai Suzuki)が2オーバーの22位タイ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)、西村優菜(Yuna Nishimura)が3オーバーの35位タイだった。

【翻訳編集】AFPBB News

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