サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ決勝、オリンピアコス対フィオレンティーナ。優勝を飾り喜ぶオリンピアコスの選手(2024年5月29日撮影)。(c)Angelos Tzortzinis / AFP

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【AFP=時事】サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2023-24)は29日、ギリシャ・アテネで決勝が行われ、オリンピアコス(Olympiakos、ギリシャ)が延長戦の末に1‐0でフィオレンティーナ(Fiorentina、イタリア)を下し、同国勢としては初めての欧州王座を獲得した。

 延長戦の116分にアユブ・エル・カービ(Ayoub El Kaabi)が決勝点を挙げ、オリンピアコスは地元のライバルクラブであるAEKアテネ(AEK Athens)の本拠地OPAPアリーナ(OPAP Arena)で歴史をつくった。

 これまでギリシャ勢で欧州大会の決勝に進んだことがあるのはパナシナイコス(Panathinaikos)のみで、1971年のヨーロッパチャンピオンズカップ(European Cup、現欧州チャンピオンズリーグ<UEFA Champions League>)では、アヤックス(Ajax)に敗れていた。

 今年2月に就任し、今季のオリンピアコスを率いた3人目の正指揮官となったホセ・ルイス・メンディリバル(Jose Luis Mendilibar)監督は、昨季はセビージャFC(Sevilla FC)でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)を制覇しており、自身は2年連続の欧州大会タイトル獲得となった。

一方でフィオレンティーナは、ウェストハム(West Ham)に屈した昨年大会に続き、2年連続の準優勝に終わった。

【翻訳編集】AFPBB News

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