形状もカスタマイズ自由自在。Xbox用コントローラー「Proteus」
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ゲームのコントローラー。持っているゲーム機に同梱されるデフォルトコントローラーはもちろん、色やキャラをDIYカスタマイズしたオリジナルコントローラーに、機能や握り心地を追求したプロ仕様のものまでいろいろあります。いろいろある中でも、これは特に変わってるかも…。
Proteusは、ゲーマーの自由度が段違いに高いモジュール式コントローラー。
サイコロみたい
Proteusコントローラーを開発するのは、ゲームの可能性を模索するというアイルランドの企業Byowave。Proteusは5月中旬に発表、予約がスタートしたばかりの新しいアイテムです。
Proteusの見た目は角が丸いサイコロみたいな…、つなぎ合わせて芋虫みたいな…。とても不思議な作りで、特殊コントローラー界の中でも圧倒的に奇抜。
Proteusの基本はサイコロのようなキューブ。キューブの面には、十字キー・ジョイスティック・ABXYボタンなど好きなパーツを配置できます。それぞれのキューブをくっつけて、自分の使いやすい形に作ることができます。
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4万円超え…!
キューブ4つで1セット。内2つはパワーキューブというBluetooth接続を担う主要パーツ。残り2つは左用・右用のアナログキューブ。これに加え、充電パーツ、曲げてつなげるためのハーフ形やスペーサー部品、各種ボタンやスティックがついたパーツ多数。これがすべて入って1つのキットとして販売されます。
見た目はもちろんですが、先に言っちゃうとその価格にもびっくり。市場価格は1キット299ドルを予定(予約割引ありで255ドル)。円安の今だと4万5000円ほど。つまり、公式コントローラーなら5個くらい買えちゃうお値段なんです。
ちなみに1セットに入っているキューブは4つですが、公式曰く最大30個は繋げられるそう。コントローラーとして動かすには、最低1つはパワーキューブを入れる必要あり。
将来的には、ボタンなどの先端パーツの単品売りも検討していくといいます。
とにかく自由度が段違い
まだ発売前なので、あくまでも説明と画像からの判断ですが、カスタマイズコントローラーとしての自由度の高さは段違い。ボタンやスティックの配置が自由なタイプは今までもありましたが、Proteusの場合、そのベースとなる部分も好きに右へ左へと伸ばしていけるのが魅力です。
ちなみにキットに含まれていないパーツが欲しいコアユーザーのために、STLファイルを無料で提供可。
公式ライセンスにこだわる
コントローラーの自由度が高いゆえか、対応しているのはXboxとパソコンのみと制限つき。それには理由があって、Byowaveは公式ライセンスを重要視するからです。シームレスなゲーム体験でコントローラーを長く使ってもらうためには、そこは絶対譲れないのだと。
Microsoft(マイクロソフト)は昨年、非公式コントローラの取り締まりを強化していることから、ByowaveのXbox公式ライセンス重要視は納得。
ただ、逆にいえば、公式ライセンスが取れるなら他機種への展開も可能だということ。つまりPS5ユーザーにも希望はあるということなので、今後の展開に期待。 まぁ、まずは発売されてからです。現在の予約分は今秋の発送を予定。
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操作性の極み。PS5の障害者向け拡張コントローラーがさらに便利に
Source: Byowave