平野紫耀キンプリ脱退から1年、韓国大手事務所への移籍報道“立ち消え”にファン安堵のワケ

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5月23日、デビュー6周年を迎えたKing&Prince。平野紫耀(27)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)が脱退し、永瀬廉(25)と郄橋海人(25)の2人体制となってから1年が経った。

平野らの脱退時、注目されたのはその後の芸能活動の行方。5月22日にグループを脱退・退所してもSNSを開設することはなく沈黙を守っていた平野だったが、ファンを中心に特に根強く唱えられていたのが“韓国行き”の説だった。

「22年11月に脱退・退所を発表した際、メンバー間で海外での活動に対する思いに差があったとメンバーたちから語られています。そのため、平野さんは退所後は本格的に海外進出を目指すものと目されました。そのなかで移籍先として噂されたのが韓国HYBE。BTSも所属する大手芸能事務所です。所属を薦めるファンの声も多数ありました」(芸能関係者)

HYBE所属のLE SSERAFIMには、元HKT48の宮脇咲良(26)ら日本人メンバー2人が在籍。さらに日本本社・HYBEジャパンの傘下レーベル・NAECOに元欅坂46の平手友梨奈(22)が所属している。日本の芸能界とHYBEの距離が近いことから、平野の“HYBE移籍説”が一時、伝えられたのだ。

しかし、昨年7月、平野が新天地に選んだのは滝沢秀明氏が設立した株式会社TOBEだった。岸、神宮寺とともにNumber_iとしての活動も始めた。

前出の芸能関係者は「結論を言えば、平野さんの決断は正解でしょう」と話す。

「今年4月末、HYBE傘下の事務所・ADORの代表取締役であるミン・ヒジン氏が、独立を画策したとしてHYBEから刑事告発されたのです。これを受けてミン氏は会見を開き、反論。また、ミン氏は世界的ガールズグループ・NewJeansの生みの親として知られますが、会見でNewJeansのコンセプトをHYBEの新人グループ・ILLITに模倣されていると指摘しました。それを受け、ILLIT の所属レーベルがミン氏を告訴することを明らかにするなど、HYBEとADORの対立は深刻化しています。

今回のトラブルが報じられて以降、韓国ではHYBEにもADORにも賛否両論あり、所属アイドルの一挙手一投足にも注目が集まっています。平野さんがキンプリを脱退した1年前にはHYBEがこんな状況になるとは夢にも思いませんでしたが、万が一、平野さんが本当にHYBEへ移籍していたら、この内紛に巻き込まれていた可能性もあるでしょう。平野さんの仕事関係者やデビュー当時からのファンの方々も改めて安堵しています」(前出・芸能関係者)

TOBEでの活動を選んだ平野は、世界的高級ブランド・イヴ・サンローラン・ボーテのアジアンアンバサダーに就任するなど、日本に留まらない活躍を見せている。滝沢氏を頼った選択は大正解だったようだ。