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もくじ

不世出の1台 エミーラ
ー ジャーナリストの説明 高まる熱気
ー 試乗でしか得られないものとは

不世出の1台 エミーラ

好天にめぐまれた5月某日、ロータス東京 原宿ショールームにて、ジャーナリストの同乗解説つきの試乗会が実施された。


応募から抽選で選ばれた参加者は、ショールームに足を踏み入れるやいなや、ロータスが「最後の内燃機関モデル」として世に送り出したエミーラの実車に熱い視線を送る。


今回のプログラムは、まずはロータスのブランドと、エミーラについてのプロダクト説明から始まる。続いて担当ジャーナリストとペアを組み公道の試乗コースへ。


ジャーナリストが、ものの数百メートルをドライブしたところで、ポジションを交替。


コクピットドリルを受け、プロのガイドのもと、エミーラの走りを堪能する試乗に出発するのだ。

ジャーナリストの説明 高まる熱気

ショールームでのプロダクト説明では、まだ緊張した面持ちの参加者に、ガイドを務めるジャーナリストのひとり、石井昌道氏が語りかける。


「エミーラは、従前のプリミティブなロータスから、新時代のライフスタイル的なロータスへの橋渡し的な存在といえるでしょう」

同じくガイドを務める山田弘樹氏は、こう続ける。


「ロータスがアルミのバスタブシャシーを再設計したことにより、かつてロータスカップでドライブしたことがあるエキシージV6よりもさらに高いシャシー性能を体感できました」


英国でエミーラの直列4気筒モデルをドライブした貴重な経験を持つ吉田拓生氏が「4気筒モデルの方が全体のまとまりに優れ乗りやすく、V6には古くからの活発さが感じられます」と続け、


「また、4気筒とV6とでサブフレームから造り分けているエンジニアリングにも注目してください」と締めくくる頃には、参加者は試乗がもう待ちきれないようだった。

試乗でしか得られないものとは

試乗から戻った参加者の表情は一変。すでにエミーラの虜となっていた。


参加者が口々にコメントしていたのが「デイリーユースの使い勝手の良さ」だった。


公道での一般走行とあり、ストップ&ゴーやレーンチェンジも頻繁に発生する。そんな中に、エミーラの視界の良さやドライバビリティの高さが実利として働いていたのだ。

ガイドを務めるジャーナリストの同乗解説には「通常のディーラー試乗では経験できないような濃い時間だった」との声も。


試乗後のショールームは、エミーラの走りを中心としたクルマ談義で熱気を帯びていたことは言うまでもない。


そのもようを目の当たりにしたディーラーのスタッフは「今までにエミーラとの接点を得られていなかった参加者に魅力を伝えられたことが何よりの成果です」と表情を緩ませた。

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