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大分県国東市の40代の女性がSMSで知り合った外国籍の男を名乗る人物から現金78万円をだまし取られたことがわかりました。警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、4月中旬、国東市の40代女性が、SNSを通してサウジアラビアに住む男と名乗る人物と知り合いました。女性は相手とSNSでメッセージのやりとりを重ねるうちに、恋愛感情を抱くようになり、男から「日本まで会いにいく。休暇をとるためのお金を払ってほしい」と言われました。

男の話を信じた女性は4月26日、2回にわたって指定された金融機関の口座に現金をATMから振り込み、あわせて78万円をだまし取られました。

女性は入金後もメッセージをやり取りしていましたが、次第に詐欺ではないかと
不審に思い始め、16日、警察署を訪れて被害が発覚しました。

警察では、SNSで知り合った人から、どんな理由でも金銭を要求されたら、詐欺を疑い、必ず知人や家族、警察に相談するよう強く呼びかけています。