ゲーム版でモデルを務めたAlison Carroll(今回のドラマ版とは関連しません)Photo by Georges Seguin

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米Amazon MGM Studiosにて企画中と伝えられていた、人気ゲームシリーズ『トゥームレイダー』の実写ドラマ版が正式発注されたことがわかった。米などが伝えている。

世界的人気ゲーム『トゥームレイダー』シリーズは、トレジャーハンターのララ・クロフトが危険な冒険に挑むアクションアドベンチャー。実写版ではアンジェリーナ・ジョリーが初代ララ・クロフト役を務め、2001年と2003年に彼女が主演する『トゥームレイダー』シリーズ2作が製作された。2018年には『トゥームレイダー ファースト・ミッション』として新たに映画化され、アリシア・ヴィキャンデルが主演を務めた。

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脚本・製作総指揮を務めるのは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)の共同脚本を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジ。Amazonシリーズ「Fleabag フリーバッグ」(2016-2019)、「Killing Eve/キリング・イヴ」(2018-2022)などの人気作を手がけるほか、俳優としても活躍する俊英だ。「フリーバッグ」では主演を兼任し、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)にも出演している。

本企画が初めて報じられたのは、2023年1月。Amazonが製作会社dj2 Entertainmentと大型の契約を締結し、『トゥームレイダー』のリブート版映画、新作ドラマシリーズ、新作ゲームをリリース予定とられていた。

このたびAmazonはラインナップ発表会「アップフロント・プレゼンテーション」にて、ドラマシリーズの製作が正式決定したことを発表。Amazon MGM Studiosのトップであるジェニファー・サルケ氏は、「フィービー(・ウォーラー=ブリッジ)はララ・クロフトに生涯の愛情を抱いており、まもなくこの象徴的な役を演じる人物を世界中で探し始める予定です」と語った。

ウォーラー=ブリッジは声明の中で、「もし10代の自分にこの出来事を伝えたら、爆発すると思います」と喜びのコメント。「『トゥームレイダー』は私の人生の中で大きな部分を占めており、情熱的なパートナーと共にテレビで作品をお届けできることを心から光栄に思います。多くの人々にとってそうであるように、ララ・クロフトは私にとっても大切な存在です。この冒険に出るのが待ちきれません」。

ドラマ版の製作は、Amazon MGM StudiosとCrystal Dynamicsが担当。製作総指揮にはウォーラー=ブリッジのほか、ジェニー・ロビンス、dj2 Entertainmentのドミトリ・M・ジョンソン、マイケル・シャイールが名を連ねる。ストーリーやキャスティングなどの続報を楽しみに待ちたい。

ちなみに、Crystal DynamicsとAmazon Gamesは、マルチプラットフォーム向けの『トゥームレイダー』新作ゲームを開発・発売することを発表済み。タイトル未定のゲームは、「シングルプレイヤーで物語主導のアクションアドベンチャーであり、『トゥームレイダー』シリーズにおけるララ・クロフトの伝説的な探検の新たな次章」と説明されている。

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