23-24スペイン1部リーグ第35節、グラナダ対レアル・マドリード。ゴールを決め、チームメートと喜び合うレアル・マドリードのブラヒム・ディアス(右手前、2024年5月11日撮影)。(c)JORGE GUERRERO / AFP

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【AFP=時事】23-24スペイン1部リーグは11日、第35節の試合が行われ、すでに優勝を決めているレアル・マドリード(Real Madrid)は4-0でグラナダ(Granada CF)を下した。

 レアルはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝利したミッドウイークの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝から大きくメンバーを入れ替えて臨んだが、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)の2得点とフラン・ガルシア(Fran Garcia)、アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで快勝を収めた。

 チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「目標は(チャンピオンズリーグの)決勝をチーム全体が最高の状態で迎えることだ」と話した。

 前日にはレアル移籍がうわさされるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がPSG退団を発表し、ファンは加入に期待を寄せているが、アンチェロッティ監督は「それは今私が考えている問題ではない」と語った。

 前節に4試合を残して36回目のリーグ優勝を決めたレアルは、12日にマドリード市内でパレードを行う。

 一方、19位グラナダはキックオフ前にマジョルカ(RCD Mallorca)がラス・パルマス(UD Las Palmas)に勝利したことを受け、降格が決まった。

 5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)は後半アディショナルタイム6分のゴールでオサスナ(CA Osasuna)と2-2の引き分けに持ち込んだが、消化が1試合多い中で4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差は5となり、4位争いでさらに後れを取った。

【翻訳編集】AFPBB News

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