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“音を立てたら、即死”の『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』より、絶叫不可避の本予告が到着した。ニューヨークに奴らが襲来し、日常が崩れ去る……。

猫と暮らす大都会ニューヨーク。不寛容な人もいるけれど、猫がいれば大丈夫……。穏やかなニューヨークの街を愛猫のフロドを抱えて歩くのは、今作の主人公・サミラ(ルピタ・ニョンゴ)だ。すると突如として空から隕石が降り注ぎ、辺りは一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。

隕石と共に空から襲来した凶暴な“何か”は人々を無作為に蹂躙し始める。何の前触れもなく日常は破壊され、がれきの山となる街並み。逃げ惑う人々。軍用ヘリの目線からは無数の“何か”がビルを駆け上る姿が確認できる。

サミラと猫は路地裏に身を隠し、同じく逃げ込んだエリック(ジョセフ・クイン)と共に荒廃したニューヨーク脱出を計画する。しかし、危機から逃げようとした矢先、無慈悲に爆破されてしまう橋。逃げ道を失くしたサミラたち。橋の破壊を目の当たりにした男(アレックス・ウルフ)のあっけに取られた表情が印象的だ。

身を隠していたサミラは、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)にも登場した男性(ジャイモン・フンスー)に声を出さないよう口を覆われる。近くに些細な音にも反応する“何か”が迫っているのか、ジャイモン演じる男の活躍にも期待したい。

“何か”から逃れて身を潜めていた場所で、突然作動してしまった機械を慌てて止めた老人は「あぁ……」と諦めの嘆息を漏らし、サミラの目の前で即死。サミラは悲鳴を上げることすらできない。

「ここにいたら死ぬ」と言うエリックに「考えがある」と告げるサミラ。続く映像では水路を流される様子が映されているが、サミラたちの脱出作戦は成功するのか。ニューヨークの、そして世界の終焉を予期して絶望し、声も出せない状況に自暴自棄寸前の人々。そんな中でも冷静に人差し指を口に当て「しーっ!」のポーズをするサミラが頼もしい。

音を立てないよう静かに避難する群衆の中、「逃げて!」と力強く囁くサミラ。そこへ、無慈悲にも大量の“何か”が波のように押し寄せる。逃げ込んだビルのガラス扉を開けようとするエリック。しかし、打ち捨てられたアタッシュケースが引っかかって、なかなか開かない。

ここで映像の音が消える。音を立てないよう慎重に扉を押すエリックから伝わる緊張感。やっと扉が開いたかと思ったら「バタン!」とアタッシュケースが倒れる。一瞬時が止まったかのような表情のエリックとサミラ。“何か”がガラス天井をぶち破り超至近距離に迫ると、続けて上から何匹も襲来。果たして、サミラとエリックと猫のフロドは、この絶望を生き抜くことができるのか。

世界が沈黙した日“DAY 1”を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市・ニューヨークへ。阿鼻叫喚の群衆、そして彼らの日常が破壊されてゆく様子が描かれている。これまで語られてこなかった“何か”の襲来を映し出すことで、作品はディザスター映画の要素を帯び、圧倒的なスケールアップを果たしている。

主人公の女性役には、『それでも夜は明ける』(2014)にて第86回アカデミー賞®助演女優賞を受賞し、ホラー映画『アス』(2019)では2役を演じ分けるなど、ドラマ性が高い作品からホラー映画まで幅広い演技に定評があるルピタ・ニョンゴ。彼女と共に“何か”の脅威から逃れることとなるキャラクターには、世界的大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4に出演し、知名度を一気に上昇させた今最注目の俳優ジョセフ・クインが起用された。このほか、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)にも登場した本シリーズのキーマン、ジャイモン・フンスーなど実力派キャストが脇を固める。

メガホンをとるのはニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』(2022) で注目を浴びた新鋭監督マイケル・サルノスキ。また、前2作の監督を務め、記念すべき1作目では実生活でもパートナーであるエミリー・ブラント演じる主人公の夫役として出演したジョン・クラシンスキーも本作ではプロデューサーとして製作陣に名を連ねている。

世界が沈黙した日“DAY 1”を、シリーズを凌駕するスケールと恐怖で描き出す『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、2024年6月28日(金)日米同時公開。

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