「お笑いがしたい…」松本人志 スポンサー敬遠で地上波復帰は絶望的も熱烈ラブコール「ネット番組」

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東京地裁で第1回口頭弁論が3月28日に行われ、闘いの火ぶたが切られた松本人志。昨年末に飲み会での性加害疑惑を報じた週刊文春に対し、5億5000万円の損害賠償と謝罪広告を求め提訴していた。

報道後は裁判に集中するため芸能活動を自粛していた松本だが、口頭弁論の直前には代理人弁護士を通じ、

《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》

と復帰への思いを吐露していた。

現在、一切のテレビ番組に出演していない松本。彼が居ないことで“危険水域”に入っている番組もあるという。

「『だれかtoなかい』や『酒のつまみになる話』(ともにフジテレビ系)は、やはり松本さんとゲストの“掛け合いの妙”が売りでしたので、不在はかなり厳しい。代役を立ててしのいでいますが、打ち切りの話もささやかれていますね」(テレビ局関係者)

番組それぞれに温度差はあるが、テレビ業界が“松本不在”で対応を迫られていることは間違いない。

「まず、浜田雅功さんと『ダウンタウン』としての番組は、吉本の手前、なかなか打ち切ることはできない。とはいえ、裁判終了→“即復帰”とはなかなかいかないでしょう。

というのも、スポンサーサイドが松本さんを敬遠している。裁判の内容次第ということもありますが、女性との生々しいやり取りや“ケチぶり”などが表に出てしまった以上は、そのイメージを払拭するのは、なかなか難しいでしょうね」(スポーツ紙記者)

最高裁までの徹底抗戦となれば、長ければ2、3年かかる可能性も。裁判終了時まで番組が存続していたとしても、そこにすぐ戻れるということではなさそうだ。

そんな中、熱烈なラブコールを送っている業界がある。それが、AmazonプライムやNetflixなどの“ネット番組”だ。

「松本さんといえば、ネット番組『ドキュメンタル』などをプロデュース&出演し、日本のみならず海外からも高い評価を得ている。ネット放送ならスポンサーは関係ないですし、何より吉本興業が番組制作の中心にいるのも大きい。

となれば、松本さんの復帰は、テレビよりもネット放送になる可能性は高い。本人次第ですが、ネット番組であれば裁判継続中での復帰もゼロではないと思いますよ。何より、規制もゆるいですし、彼の笑いのセンスが十分に発揮できるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

まだまだ闘いは始まったばかり。果たして松本の笑いが世間に受け入れられる日は来るのだろうか――。