美容師に聞いて分かった「よい抜け毛」と「悪い抜け毛」の見分け方！ 代表的な6つの原因も解説
「最近、抜け毛が増えたような気がする」と気になっている人は少なくないかもしれません。シャンプー時や、髪をとかしたときに毛が抜けることはよくあるものですが、それ以外のときに抜け毛が増えると不安になるものです。そこで、美容師の原木佳祐さんに「よい抜け毛」と「悪い抜け毛」の見分け方について教えていただきました。
違和感のある抜け毛が続くなら相談を
Q.まず、抜け毛の原因について教えてください。
原木さん「抜け毛が発生する原因としては、主に6つほどあります。具体的には、『AGA』とも呼ばれる遺伝が原因によるもの、ストレスや体に負荷がかかることで発生するもの、フケが原因となって起こるもの、脂漏性皮膚炎などによって起こるもの、強く髪をひっつめるなど物理的な負荷がかかることで起こるもの、などが代表的ですね」
Q.「問題のある抜け毛」とは。
原木さん「太くてツヤのあるしっかりとした髪であれば、本来抜けるべきタイミングで抜けた髪というサインなのですが、ひょろひょろと細長かったり、自分の髪の長さに対して短い毛であったりした場合は注意が必要です。
ヘアケア用品を替えたときだったり、季節の変わり目であったりと一時的なことであればそれほど問題ではありませんが、長期的に違和感のある抜け毛が続くようであれば、担当の美容師か医療機関へ相談してみるとよいかもしれません」
Q.抜け毛を見て「よい抜け毛」と「悪い抜け毛」を判別する方法はありますか。
原木さん「よい状態のものは、根元から毛先まで毛の太さが均一になっています。一方で悪い状態のものは、全体的に細く弱々しい状態であったり、毛先よりも根元の方が細かったりするといった違いがありますね」
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髪を含めた体毛は「毛周期」というサイクルによって自然と生え変わりが起こります。そのため、抜け毛が起こるのも自然発生的なことではあるのですが、成長途中の段階で抜け毛が発生する場合はサイクルが乱れている場合が少なくないそうです。もしも、このような抜け毛が最近増えたな…と思った人は、担当の美容師さんに相談してみましょう。
