「ブギウギ」第124回より
 - (C) NHK

写真拡大

 俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月〜土、午前8時〜ほか)。27日に放送される最終週「世紀のうた 心のうた」第124回のあらすじを紹介する。

 歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥(草なぎ剛、なぎ=弓へんに剪)とは話ができないまま会見に臨むことになってしまった。

 スター歌手の突然の引退宣言は世間の注目を集め、会見場には多くの記者が集まっていた。その中には、これまでスズ子たちのゴシップ記事をたくさん出してきた雑誌「真相婦人」の記者・鮫島(みのすけ)の姿もある。スズ子は意を決して歌手引退についての思いを話し始める。

 朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルとしたオリジナル作品。大正から昭和の激動の時代。大阪・香川・東京を舞台に、“ブギの女王”と呼ばれ、戦後を明るく照らしたヒロイン・花田鈴子/福来スズ子(趣里)の波乱万丈な物語を描く。

 脚本は足立紳と櫻井剛。主題歌は中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里が歌唱する「ハッピー☆ブギ」。語りを高瀬耕造アナウンサーが務める。全26週・126回で、本編の最終回は3月29日(30日は最終週の振り返り)。4月1日からは伊藤沙莉が主演を務める朝ドラ・第110作「虎に翼」がスタートする。(清水一)