【山口天気 朝刊3/21】今朝は峠道で路面凍結に注意！ 天気は回復へ向かうが 冬の寒さは残る
きのう20日（水）は荒れた天気となりましたが、夕方以降は、風のピークは越えて、活発な雨雲も少なくなっています。ただ、夜の間も、日本海側と山間部を中心に弱い雨雲や雪雲が流れ込んできています。山間部を中心に少し雪が積もっている所があります。
今朝の山口市阿東の様子です。路面が一面白くなっていて、タイヤが通った後が残るほどの積雪となっています。県内今朝は、標高の高い場所では、雪や冷え込みの影響で路面状況が悪化している可能性があります。冬用タイヤを外してしまった方もいらっしゃるかと思いますが、このあとの峠道の車の運転は、路面の凍結に十分にお気を付けください。
天気としてはゆっくり回復へ向かいます。きのう20日（水）荒れた天気をもたらした低気圧は、日本の東へ離れる見込みで、県内付近では大陸からの高気圧が張り出す予想です。きのう20日（水）より風は落ち着いて、午後ほど広く日差しが届きそうですが、流れ込んだ上空の寒気の影響は続いて、冬の寒さが残りそうです。
県内はこのあとも昼頃までは、日本海側や山間部では昼頃までは弱い雨や弱い雪が降る所があるでしょう。積雪が増えたり、積雪のエリアがさらに広がることはない見込みで、午後は少しづつ雲の隙間が広がるでしょう。夕方には日差しが届く所が多くなる予想です。瀬戸内側では比較的晴れる時間が長くなるでしょう。
日中の最高気温は、11度前後。山間部では一桁に留まるでしょう。きのう20日（水）よりは昼間の気温は上がりますが、それでも広く2月並みの寒さとなるでしょう。きょう21日（木）も冬の装いが必要になりそうです。
花粉情報です。スギ花粉は少ない予想。ヒノキ花粉はまだ多くはありませんが、症状が出やすい方は注意が必要です。
今夜以降、あす22日（金）の朝にかけては、放射冷却による底冷えが強まる見込みです。あす22日（金）朝は今朝よりも気温が下がって、内陸や山間部中心に広く氷点下の冷え込みとなるでしょう。日中は晴れて寒さが和らぎますが、天気は下り坂。週末からは、前線の影響を受ける日が続いて、曇りや雨のぐずつく天気が続きそうです。きょう20日（木）やあす21日（金）の日差しはしっかりと活用してくとよさそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)
