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山陽小野田市の新年度予算案は一般会計の総額が過去2番目となる326億5700万円となりました。

山陽小野田市の新年度当初予算案は、一般会計の総額が今年度より11億9400万円多い326億5700万円となりました。

人件費や扶助費の増加、物価高騰などを主な増加の要因としていて、山口東京理科大学の校舎を整備した2017年度に次ぐ過去2番目の規模となります。

新規事業は43件で市内の商工センター跡地を活用し、ことし4月から供用が始まる複合施設「Aスクエア」内に市民活動センターを新設・運営する事業におよそ6800万円を計上しています。

Aスクエアは市が保有する土地、民間事業者が資金をそれぞれ出し合い、官民連携で事業に取り組む手法(LABV)の一環で建てられた施設です。

この山陽小野田市の取り組みは国内において先進的なものであると内閣府から評価を受けていて、市はLABV事業に合わせておよそ9600万円を計上しています。

(山陽小野田市・藤田 剛二市長)「(LABVを)日本で初めてやることはそれなりの課題があることを認識して関係者と進めていますので、課題に向き合って皆さんとやっていく。」

山陽小野田市の新年度予算案は、現在開会中の市議会で審議されています。