ウェザーニューズが独自に開発した花粉観測機「ポールンロボ」は空気を吸い込み内臓のセンサーで花粉の飛散量を観測します。

全国でおよそ千台、広島県内でも18台が会社や家などに設置されています。

広島市安佐北区在住で花粉症歴20年の岩田明さん「(花粉の)飛散情報というのはざっくりとしたエリア県単位や県北部南部みたいな予報が多いんですが、ポールンロボを設置すると自宅のあたりでどうなのかというのがよく分かる」

花粉の量はロボットの目の色で分かります。青くなると「やや多い」赤や紫になると「非常に多いなど」5段階で飛散量を知らせてくれます。

岩田さんは7年前から毎年この相棒と一緒につらい花粉シーズンを乗り越えてきました。

岩田明さん「愛着ありますね。毎年花粉のシーズンに家に一緒にいるので。かわいい顔してます」

「ポールンロボを大切にしてくれる人」「花粉症で症状などを報告できる」などの条件で誰でも応募可能。それぞれのロボットが観測したデータはスマートフォンなどで誰でも見られるようになっています。

岩田明さん「ただ花粉でつらい思いをするんじゃなくて同じ症状の方いっぱい居るのでそういう方と一緒にこういうデータをとってもらってお役にたてれば」