各地で新人騎手がデビュー…大江原比呂「その馬に合った騎乗を心がけたい」
3月2日、JRAでは新人ジョッキーたちが東西に分かれてデビュー。小倉8Rでは柴田裕一郎騎手が大逃げを決めて初勝利を挙げ、新人騎手初勝利の1番乗りを決めた。
●石神深道(いしがみふかみち)騎手
美浦:和田正一郎厩舎所属
中山1R・プリンセスアメリカ(出走16頭中16着)
石神深道騎手コメント
「模擬レースとはやはりペースや道中の位置取りも全然違いましたし、そういうところもこれから頑張っていかないとなと思いました。今後については、まずは競馬の流れについていくことが大切だと思います。少しコーナーで膨れ気味になってしまってるので、その辺りも気をつけながら騎乗していきたいと思います」
●大江原比呂(おおえはらひろ)騎手
美浦:武市康男厩舎所属
中山1R・シアワセノランプ(出走16頭中15着)
大江原比呂騎手コメント
「周りの先輩方にすごく気を遣っていただいていたので、大きな影響はなかったと思っていますが、コーナーももっとタイトに回ることができれば、最後までもっと良い騎乗ができたと思うので、これを反省して次のレースに生かしたいなと思います。その馬に合った騎乗ができるように心がけたいです」
●長浜鴻緒(ながはまこお)騎手
美浦:根本康広厩舎所属
中山1R・オオゾラヒバリ(出走16頭中2着)
長浜鴻緒騎手コメント
「ゲートを出てから思ったより冷静に騎乗できたかなと思います。頑張れという一心で追っていましたが、やはり勝ち馬が強くて届きませんでした。直線で馬を出すタイミングが少し早ければもっと差が縮まったと思いますが、そこは僕の経験がない分届かなかったのかなと思いました。1つも判断を間違うことなく、勝ちに馬を導けるように頑張りたいと思います」
●橋木太希(はしきたいき)騎手
栗東:西園正都厩舎所属
小倉1R・ピリー(出走16頭中12着)
橋木太希騎手コメント
「調整ルームに入るまでは緊張もなく、楽しみの部分の方が大きかったのですが、いざゲートに入ると、一気に緊張してしまい、ゲートが開いたら全然余裕がなく、もっと競馬に慣れていかないといけないと思いました。本来なら逃げて特性を活かせる馬だったのですが、後ろからになってしまい、この馬にとってちぐはぐな競馬となり本当に申し訳ない気持ちです。これからは全ての関係者の方々に対して、感謝の気持ちを忘れずに恩返しできるようなジョッキーになりたいです」
●高杉吏麒(たかすぎりき)騎手
栗東:藤岡健一厩舎所属
小倉2R・ファイツオン(出走18頭中2着)
高杉吏麒騎手コメント
「初めてのレースはとても緊張しました。馬は頑張ってくれたのですが、僕の技術不足のせいで勝つことができず、本当に申し訳ないです。全ての騎乗馬とその関係者の方々に対して、感謝の気持ちを忘れずにこれからも騎乗していきたいです」
柴田裕一郎騎手がデビュー初日にJRA初勝利…「馬を信じてレースをしました」
兵庫の名手、吉村智洋騎手の息子もデビュー●吉村誠之助(よしむらせいのすけ)騎手
栗東:清水久詞厩舎所属
小倉2R・ムーンセット(出走18頭中9着)
吉村誠之助騎手コメント
「騎乗する前までは緊張していましたが、馬にまたがってからは緊張が解けました。まだまだ技術不足でコーナーもタイトに回れず、普通の騎乗ができていなかったので、まずはコーナーをタイトに回り、直線まっすぐ追うことを心がけていきたいと思います。多くの騎乗依頼を頂いて、勝てる騎手になれるように頑張りたいです」
●柴田裕一郎(しばたゆういちろう)騎手
栗東:中竹和也厩舎所属
小倉3R・フレイミングパイ(出走14頭中6着)
柴田裕一郎騎手コメント
「初めてのレースはとても緊張しました。しっかりと馬を御することができなかったので、もっと手の内に入れて乗れるようになりたいです。一鞍一鞍を大切にし、皆から信頼されて、いっぱい勝てるジョッキーになれるよう、これから頑張りたいです」
*JRAホームページより