パリ五輪出場権を獲得したなでしこジャパン【写真:ロイター】

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パリ五輪アジア最終予選

 サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選が28日に東京・国立競技場で行われ、女子日本代表(なでしこジャパン)は北朝鮮代表に2-1で勝ち、2戦合計2-1で今夏のパリ五輪の出場権を獲得した。試合後には、主将・熊谷紗希が元なでしこジャパン主将の岩清水梓と熱い抱擁。中継に映ったシーンをスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」が動画で公開。ファンを「あかん、泣いてまう」と感激させている。

 思わず抱きついた。試合を終えた熊谷。インタビューを受ける前に、この日DAZNで解説を務めた岩清水を見つけると「イワシさぁ〜ん」と声をかけながら熱い抱擁し「よかったぁ〜」と声を震わせた。岩清水から「ホッとしたでしょ」と笑顔を向けられると「マジでよかったぁ〜」と安堵していた。

 熊谷と岩清水はともにセンターバックとしてプレーした戦友。2011年のワールドカップで初優勝に貢献。16年にはリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選で3位となり出場権を逃した。苦楽を共にした先輩後輩が生んだ名場面。DAZN公式X(旧ツイッター)が実際の動画を公開すると、日本のファンをウルウルさせている。

「あかん、泣いてまうやん」
「こんなんもらい泣きせん方が無理やろ」
「天国と地獄を味わった2人なので気持ちは凄くわかります」
「そりゃ、世界の頂点に立った時の戦友であり、先輩がいたらホッとするよな」
「素晴らしい」
「熊谷キャプテン本当にありがとう」
「ここの岩清水さんと紗希ちゃんの抱擁で我慢してた涙腺が崩壊」
「世界のてっぺんを知るCBコンビ」
「重圧を知る先輩の顔見て笑顔が爆発してて素晴らしい光景」

 日本は2大会連続で五輪出場権を獲得。前回の東京五輪では8強で敗退していた。2012年ロンドン五輪の準優勝を知る熊谷。初優勝へ、まずは第一関門を突破した。

(THE ANSWER編集部)