NECに所属する日本人コンビ、FW小川航基とMF佐野航大がアベックゴールを記録し、チームのカップ戦決勝進出に大きく貢献した。

 27日に開催されたKNVBカップ準決勝カンブール(2部)戦で小川と佐野はともに先発出場。前半24分にカンブールに先制を許す苦しい展開となったが、後半15分にまずは小川が魅せる。右サイドから蹴り出されたCKに反応すると、右足ダイレクトで合わせて同点となるゴールを陥れた。

 1-1のまま前後半の90分を終えて延長戦に突入すると、次は佐野が大仕事。延長前半9分、右サイドを突破したFWイバンドロ・ボルジェスサンチェスがマイナスに送ったボールを右足で蹴り込み、勝ち越しゴールを記録した。

 このまま逃げ切ったNECは2-1の逆転勝利を収めて決勝進出。決勝では、フェイエノールト対フローニンゲン(2部)の勝者と対戦する。

■小川航基の得点

■佐野航大の得点