『レオン』リュック・ベッソン監督が『ドラキュラ』を映画化、クリストフ・ヴァルツ出演 ─ 『DOGMAN』主演俳優がドラキュラ役
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『ニキータ』(1990)や『レオン』(1994)、『TAXi』シリーズなどで知られる鬼才リュック・ベッソンが、ドラキュラ伯爵のオリジンを描く映画『Dracula - A Love Tale(原題)』で脚本・監督を務めることが明らかとなった。あわせて、主要キャストも発表されている。
米によると、ブラム・ストーカーの古典的名作『吸血鬼ドラキュラ』を下敷きにした本作では、永遠の命を宣告されたドラキュラの物語を、ベッソンが独自の切り口で描くという。ベッソン版では、ドラキュラ伯爵のモデルとなったヴラド3世と彼の妻のゴシック・ロマンスをさらに掘り下げたオリジンストーリーの要素が投入されるとのこと。これまでに何度も映像化された物語を、どのようにベッソンが蘇らせるのか期待が高まる。
ドラキュラ伯爵を演じるのは、『DOGMAN ドッグマン』からベッソンと再タッグとなるケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。同作で犬小屋で育てられた男を怪演したジョーンズは第74回カンヌ国際映画祭にて男優賞を受賞し、『ニトラム/NITRAM』(2021)でも同賞に輝いた若手演技派だ。
ジョーンズと共演するのは、オーストリア出身の個性派俳優クリストフ・ヴァルツ。『イングロリアス・バスターズ』(2009)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)でアカデミー賞助演男優賞を獲得したヴァルツが演じるキャラクターは不明だが、若手&ベテランのパワフルな演技合戦が期待できそうだ。2人を支えるキャストとして、その他の豪華な顔ぶれも出演交渉中だという。2024年中の撮影開始が見込まれている。
ベッソンの脚本に詳しい人物の話では、本作では壮大かつスぺクタクルなシーンを期待できるとのこと。また、ヨーロッパ映画としては大きな予算が見込まれているというが、ベッソン監督のSFアクション映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2017)には及ばないとも伝えられている。
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