ホンダ「人気ミニバン」まだ買える? まもなく「新型モデル」登場なの? 8年目「フリード」の現状とは

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「フリード」のモデルチェンジはいつ?

 ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が2024年に販売終了し、フルモデルチェンジするとウワサされています。
 
 そうした中でホンダ販売店は、どのような状況なのでしょうか。

2024年に3代目となる新型「フリード」は登場するのか?(画像は2代目フリードクロスターの「BLACK STYLE」)

 ホンダの人気モデルとなるフリード。 

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 初代モデルが2008年に登場し、その後2016年に2代目へとフルモデルチェンジが行われ、現在に至るまで複数のマイナーチェンジを重ねながら販売が続けられています。

 フリードは、2列シートの「フリード+」、3列シートの「フリード」と大きく2タイプ存在し、さらにはクロスオーバースタイルの「クロスター」というグレードが設定されています。

 ボディサイズは、タイプによって若干の違いはありますが、全長4265mm-4295mm、全幅1695mm、全高1710-1735mmとなり、5ナンバーサイズの扱いやすいコンパクトミニバンです。

 また、大開口のスライディングドアに、乗り降りのしやすい低床仕様、1列目から3列目まで移動できる通路スペースがあったりと、小さい子どものいるファミリー層にも人気となっています。

 利便性の高さや取り回しのしやすさを特徴とするフリードは堅実な人気を誇っています。

 最近では、2023年6月にはクロスターグレードにより引き締まったデザインで個性のある上質な特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定していました。

 そんなフリードですが、前述の通り現行の2代目モデルの登場から8年目を迎えていることから、「そろそろフルモデルチェンジするのではないか」と予想されています。

 しかしながら、登場から7年目の2023年年間販売台数では登録車全体で10位、ミニバンでは4位の7万7562台(前年比97.5%)と堅調な人気を誇っています。

 そうした中で、「次期型」のウワサが現実味を帯びてきたのは2023年にボディ全体がカモフラージュラッピングされたフリードらしきテストカーがSNSに投稿されたことで、「次期型フリードではないか?」という声が高まりました。

 そうした状況の中で、首都圏のホンダ販売店は「フリードは人気車ということもあり、乗り換えを検討しているお客様からは『新型は出るのか?』と問い合わせをいただくこともあります。しかし、2024年中頃には出ると言われていますが、具体的な販売時期は分かりません」と話しています。

 また、関西圏のホンダ販売店は「モデルチェンジの情報は入ってきていますが、発表日等はまだ未定となっております。だいたい夏頃ではないかと思われますが、まだ詳しくは確定しておりません」とコメント。

 さらに中部圏のホンダ販売店では「現行モデルを乗られているお客様からは次期型が出たらすぐに予約したいという声もいくつか頂いており、とくにファミリー層からのフリード人気の高さを改めて実感しています」と話しています。

現行モデルはまだ買える? もうすぐ生産終了するの?

 フルモデルチェンジとなると、基本的には現行モデルは徐々に購入出来る仕様が限られてきます。

 通常であればホームページに「一部仕様が選べない場合がある」や「販売店に問合せください」という案内が出ますが、2024年1月中旬時点ではフリード、フリード+のガソリン車/ハイブリッド車共に納車目処が1か月程度となっています。

 前出の首都圏のホンダ販売店は次のように話しました。

「当店では引き続き取扱いを続けていく予定でございますが、徐々に販売しにくい仕様から生産を止めていくことが予想されます。

 色やグレードが絞られてくるようになる可能性が高いので、欲しいモデルがある人は急ぎめに検討したほうが良いと思います。

 まだ新型モデルに関する情報は不確定ですので、取扱終了予定についても詳しいご案内ができないのが現状です」

5ナンバーサイズのコンパクトミニバンホンダ「フリード」はどうなる?

 また中部圏のホンダ販売店では「現時点では好みの仕様を選ぶことが出来ます。そのため、検討されている人は早めに来店頂きたいと思います」と話しています。

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 200万円台前半からラインナップする扱いやすいコンパクトミニバンのフリード。

 そのパッケージ性から幅広いユーザーから支持されています。今後、新たな3代目がどのように登場するのか、期待が高まります。

 なおホンダは日本市場で2024年3月22日に新型「WR-V」を発売。さらに同春に新型「アコード」や新型「N-VAN e:」を発売するなど、2024年のホンダからは目が離せません。