次の標的はドアラ?

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ファンからも親しまれる「名物広報マン」

 昨年の中日ドラゴンズは2年連続最下位。にもかかわらずバンテリンドームの観客動員数や中継視聴率はともにアップし、球団経営は4年ぶりに黒字となる見通しだという。グラウンドでは散々なのだから、これはひとえに広報宣伝活動の賜物(たまもの)なのだが、「名物広報マン」が突如として異動するという事態に。背景には、立浪和義監督の存在があるとされていて――。

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「中日には、石黒哲男さんという名物広報マンがいましてね――」

 と語るスポーツ紙記者によると、ウィキペディアには彼の項目まで立っていて、いわく、球団公式ブログの“中の人”として人気を博したほか、地元コミュニティーFM局で球団関連番組のパーソナリティーも務めたという。

次の標的はドアラ?

「アイデアマンで、行動力、発信力もある人。球団マスコットのドアラやチアガールのそばに付き添い、ファンには『石黒広報』として親しまれています」

“令和の米騒動”が影響か

 そんな石黒氏が、なんと1月1日付で営業部に異動してしまったのだ。

 功労者はなぜ表舞台から姿を消したのか。業界内ではさまざまな臆測が流布されているのだが、

「どうやら、例の“令和の米騒動”が影響しているとみてよさそうです」

 と先の記者が声を潜める。

“令和の米騒動”とは、立浪監督の指令により、球場内の選手用食堂から米飯が消えた事件のこと。昨年夏、選手の不調の原因を監督が「ご飯の食べ過ぎ」と決めつけてしまったというこの一件は大いに話題となった。

「『しばらくお米はありません!』との貼り紙がメディアに流出し大騒ぎに。部外者が立ち入れないエリアに掲示した貼り紙だっただけに、立浪監督は流出させた“犯人”捜しに躍起になっていました」

立浪監督が左遷させた?

 実際、昨年11月放送のラジオ番組でタレントの稲村亜美が、立浪監督と話した際に「監督が一番怒っていたのは『球団内にリークしている奴がいる』って。『誰なんだろう』と気にしていた」と明かしている。

 その結果、

「立浪監督は石黒さんを“犯人”と決めつけ、左遷させた、というのです」

 実力があっても気に食わない選手はトレードに出し、無茶な采配を繰り返しては腹心コーチのメンタルを破壊したとも伝えられているが、球団職員まで粛清するとは……。

 もっとも球団広報部長は、

「どこの会社でもある人事異動の一つです。理由は公表していません。(“米騒動”との関連や立浪監督の関与について)コメントすることはありません」

「週刊新潮」2024年1月25日号 掲載