今、世界で最も人気があるスポーツはなにか…トップ10のランキング

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様々な競技が存在するスポーツ。人気があるプロのイベントから、草の根で行われている小規模なローカルなものまで。

今回は『Sporting.blog』から「世界で最も人気があるスポーツのランキング」をご紹介する。

10位:競馬&馬術

ファンの数:20億人

競技者数:不明

競技者として馬術や競馬を行っている人数はあまり多くない。特にアッパー層で馬術競技は人気があるものの、それほどポピュラーとは言い難い物がある。

ただ競馬としてのスポーツ、さらにそれに伴うギャンブルとしては各国多くのファンがいう。特にイギリス、フランス、日本、アメリカ、オーストラリアに加えて最近では中東地域でのファンが増加しており、多くの資金が流入している。

そして馬は世界的に人間とともに生きてきた動物であり、地球上でみれば「120人に1人」が馬を所有しているという統計もあるそうだ。

9位:ボクシング

ファンの数:4億人

競技者数:350万人

ボクシングは格闘技の中でも最も有名なスポーツであり、キューバでは特に最も人気がある競技である。様々な格闘技の中で最も制約が多いものの一つであるが、その分エキサイティングでスピーディな試合展開がある。

世界中の59.6%の人々が「ボクシングに関心がある」と答えており、フィットネスクラブでの健康増進という意味でもボクササイズを楽しむ人は多い。

アメリカでは象徴的なボクサーであるモハメド・アリが競技の人気を押し上げ、さらに東南アジアや南米、日本や韓国、ヨーロッパでも数多くのイベントが開かれている。

8位:ラグビー

ファンの数:5億人

競技者数:1800万人

ラグビーユニオン、そしてラグビーリーグやオーストラリアン・ルールズなど多くの派生競技があるラグビー。ニュージーランドでは「オールブラックス」という代表チームが象徴的な存在であり、国内最高のスポーツでもある。

オーストラリアやイギリスなどが有名であるが、ヨーロッパの他に日本やオセアニア地域、ウルグアイ、ジョージア、スペイン、アルゼンチンでも盛んに行われている。

また南アフリカやナミビアなどアフリカ諸国でもプレーされており、世界中にファンとプレーヤーがいる競技の一つである。

7位:バスケットボール

ファンの数:22億人

競技者数:4億5000万人

バスケットボールは世界で最も人気があるスポーツの一つであり、22億人以上のファンがいると言われている。213カ国でプレーされており、競技者人口は4億5000万人を超えているという。

特に人気があるのはアメリカで行われているNBAで、資金力も存在感も圧倒的なものだが、それ以外にもヨーロッパやアジアで観るスポーツ、やるスポーツの両面で愛好されている。

またアメリカのブランドであるNikeやコンバースなどがバスケットボールをベースとした商品を展開し、スポーツファン以外にもその文化を広めている。

6位:卓球

ファンの数:8億7500万人

競技者数:3億人

テーブルテニスと呼ばれる卓球は人口が多い中国で非常に人気があるスポーツであり、レクリエーションとしては世界各国でプレーされている。

世界選手権やオリンピックなど大きな大会ではテレビやSNSでも多くの視聴者を獲得しており、台湾やイラン、インド、香港、ロシア、ポーランド、エジプト、シンガポール、そしてドイツなど数多くの国が戦っている。

その中でももちろん中国は別格の存在であり、代表になれなかった選手が他の国に移ってオリンピックに出るということも多い。

5位:バレーボール、ビーチバレー

ファンの数:9億人

競技者数:8億人

バレーボールは様々なコミュニティで行われているスポーツで、砂浜がある地域では2人制のビーチバレーも盛んである。夏季オリンピックでも採用されており、世界各国でプロアマを合わせて8億人ものプレーヤーがいる。

イタリア対ポーランドのFIVBバレーボール男子選手権決勝は1000万人以上が視聴したと伝えられ、特にポーランドでは最も人気があるスポーツの一つである。

『World Volleyball TV』は世界で最も大きなバレーボール専門チャンネルであり、ヨーロッパやアメリカのリーグを一括で視聴することができるほどの充実ぶりだ。

4位:テニス

ファンの数:10億人

競技者数:8700万人

テニスは600年前から修道士によってプレーされていたという。個人スポーツとしては世界最大級の人気を誇っており、プレーする競技としてもレクリエーションとしても非常に盛んだ。

ラケットやコートが必要になるために盛んな国は限られているものの、ヨーロッパでは間違いなく最も人気があるスポーツの一つであり、男子女子のプロツアーはスポーツの世界でも最大級のイベントだ。

2021年には世界で64万人が月に2回以上テニスをプレーしたと伝えられており、アメリカだけで2262万人がテニスを経験したという。

3位:フィールドホッケー、アイスホッケー

ファンの数:35億人

ホッケーは世界的にとても人気があるスポーツの一つで、4000年前からエジプトで起源となる遊びが行われていたという。近代のフィールドホッケーは18世紀にイギリスで体系化されたもものだ。

そして学生スポーツとしても盛んとなり、1876年に統一ルールが作られた。現在はフィールドホッケーだけでなくアイスホッケーも含めて20億から35億人ほどが視聴しているとのこと。

ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アフリカ諸国でフィールドホッケーが盛んなほか、北欧と北アメリカではアイスホッケーが盛んとなっている。カナダでは5000箇所の屋外アイスホッケーリンク、2860箇所の屋内リンクがあるとか。

2位:クリケット

ファンの数:25億人

競技者数:3000万人

クリケットは世界で2番目に人気があるスポーツだと伝えられている。イギリスとインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、そしてオーストラリアなどで盛んに行われている。

プロのクリケット選手は4200人存在しており、インドのトッププレイヤーは世界のスポーツ選手の中でもトップクラスの収入を誇っている。

インドにあるナンドレラ・モディ・スタジアムは13万2000人もの観客が入場できる世界最大のスタジアムで、ビッグマッチではそこに満員になるほどのファンが詰めかける。

1位:サッカー

ファンの数:35億人

競技者数:2億4000万人

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世界で最も人気があるスポーツはサッカーだ。世界中のほぼすべての国にプロ選手がいて、数多くの国にプロリーグがある。そしてボールさえあればすぐにプレーすることができる。

20世紀に初めて行われたワールドカップでは13カ国しか参加しなかったものの、それから100年ほどが経過して35億人ほどの大きなファンコミュニティが作られるようになった。

200カ国に2億5000万人のプレーヤーがいると伝えられており、クリケットが人気のインドでも「第2のスポーツ」として数多くのファンがいる。