大宮など、6チームで活躍した横山氏。(C)SOCCER DIGEST

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 J3の大宮アルディージャは1月11日、横山知伸U-18フィジカルコーチ兼U-18コーチが亡くなったと発表した。 横山氏は早稲田大を卒業後の2008年に川崎でプロキャリアをスタートすると、12年にC大阪、14年に大宮に移籍。15年にはキャリアハイの41試合に出場し、チームのJ2初優勝に貢献した。 その後は、札幌、熊本でプレー。18年には脳腫瘍を患ったが、翌年に岐阜に加入し、同年まで現役生活を全うした。 引退後は指導者に転身し、札幌と大宮でコーチを務めた。大宮によると、昨夏に脳腫瘍が再発。懸命な治療の末、本人は9月に自身のX(旧ツイッター)で退院を報告していた。 大宮の佐野秀彦社長は、次のようにコメントした。【PHOTO】アウェー清水に駆けつけ最後まで声援を送り続けた、大宮アルディージャサポーター!

「大宮アルディージャは、とても大切なかけがえのない仲間を亡くしました。突然の訃報に接し、信じられない気持ちでおり、悲しみにたえません。今夏、脳腫瘍の再発の診断されてから、必ずピッチに戻るという強い意志のもと、懸命に治療、リハビリに励んでまいりましたが、残念ながら帰らぬ人となり、無念でなりません。 トップチームの選手としてともに戦った2014-2016シーズンは、強固なディフェンス力と確かな技術、そして空中戦の強さを武器に、チームを多くの勝利に導く活躍をしてくれました。2015シーズンの『J2優勝 J1昇格』、2016シーズンの『J1最高順位』は彼の活躍なくては成し得なかったことでありました。ピッチを離れても持ち前の明るいキャラクターと細やかな気遣い、類稀なるコミュニケーション力でチームを、そしてクラブを明るく照らし続けてくれました。 2018年末に脳腫瘍を発症した際には、『必ず選手としてピッチに戻る』という強い意志を持って治療に向き合い、プロサッカー選手としてJリーグの舞台に戻ってきた姿は、我々をはじめ多くの方々に勇気と感動を届けてくれました。2019年2月9日、NACK5スタジアム大宮で大宮アルディージャサポーターがいち早く闘病中の横山選手へ送ってくれた励ましのチャント、そしてコールが彼の挑戦を後押ししてくれたと思っております。 2023シーズン、トップチームのフィジカルコーチとして7シーズンぶりにクラブへ戻ってきてからも、自身を成長させてくれたサッカー界へ恩返しすべく、これまでの経験をもとに選手の成長、チームの成長のために全てを大宮アルディージャへ費やしてくれました。 未来に向かい、ともに成長を続けていく仲間との早すぎる別れは、残念でなりません。クラブスタッフ一同、横山コーチの常に高みを目指し挑戦し続ける勇姿を心に刻み、意思を引き継ぎ精進してまいります。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」 38歳の早すぎる訃報に、大宮の公式Xには「2012年の最終節アディショナルタイムにJ1残留を決めてくれたゴール、忘れません」「言葉にならない…」「信じられない……信じたくない」「悔しい気持ちでいっぱいです」「早いんよ…あまりに早いんよ…」といった声が上がった。構成●サッカーダイジェストWeb編集部