有吉弘行「いずれ戦うことになる」10年前にブレイクを予言していた若手芸人
ジャングルポケット、パンサー、ジューシーズのトリオ芸人3組による実験的バラエティ『333 トリオさん』。
2010年〜2015年まで放送された同番組が、サルゴリラ(元ジューシーズ・赤羽健一&児玉智洋)の『キングオブコント2023』優勝を記念し、1月7日(日)、8年ぶりに復活した。
番組終了から8年。久しぶりに集まった9人は、当時収録していたスタジオにやって来るなり、「懐かしい!」とさっそく笑顔を見せる。
当時着ていた揃いのTシャツに袖を通し、さながら“同窓会”のような和やかな雰囲気で番組はスタート。3組が若手時代に体を張った姿や感動の名場面など、懐かしの映像を振り返りながら、当時の思い出や今だから言えることを語り合った。
そのなかで話題になったのが、2013年に有吉弘行がゲスト出演した回での一コマ。
当時まだ彼らとほとんど関係性のなかった有吉は、9人の大喜利を添削する企画に参加することに。
しかし、毒舌でブレイク中の有吉を前に、若手時代の9人は戦々恐々といった様子。
パンサー向井に至っては、スベることを見越して保険を掛けるような弱気を吐くなど、完全に有吉の毒舌を怖がっていた。
すると有吉は、「この集団で(ピース)綾部的存在があいつなのね」と向井を名指しして指摘。9人の中でもリーダー的立場で場を回していた向井に素早く気づき、「いずれ戦うことになると思う」と名言した。
現在ではバラエティ番組で共演するほど大活躍の2人だが、10年前に今の状態を言い当てるような“予言”があったのだ。
向井はこの発言について、「変に(前に)出ると刺されるだろうなという警戒心があって、いつもより総括するみたいなコメントはやめていた。唯一ここだけ言っておこうかなと思ったところでちゃんと刺された(笑)」と振り返る。
有吉の千里眼と鋭い指摘にあらためて恐れいった様子だった。