「ケチじゃないですか?」ももクロ・百田夏菜子、おそるべき節約家のパックンにツッコミ!
「一夜限りのゲストとの深夜食」をテーマに、ゲストとの極上トークをメインディッシュに見立て、メニューを選びながら会話を楽しむ番組『ももクロちゃんと!』。
今回は2024年一発目の放送。「今年の目標、言っておきますか!」というリーダー・百田夏菜子の号令のもと、メンバーが各自の目標を発表する。
玉井詩織は「今年はラスト20代を迎えるので、自分がやりたいことを忠実にやります」と回答。百田も「私も今年、30歳に…!」とコメントし、「素敵な30歳を迎えられるように、いい歳にしたい」。高城れには「子供・栄養関連の資格を取りたい」、佐々木彩夏は「山芋がすれるようになりたい」と、それぞれの目標を語る。
ゲストはお笑いコンビ・パックンマックンのパックン。芸人、コメンテーター、コラムニスト、大学非常勤講師など、さまざまなジャンルで活躍する人物だ。実は日本に来る前に、ある逆境を乗り越えてきたのだという。そんなパックンに、成功を収めた秘訣を学ぶ。
「パックンさんって物心ついたころから日本で活躍してる(イメージ)」と玉井が言うとおり、実は日本在住歴は30年を超える。
最初に選んだトークメニューは「お袋の味 ターキーバーガー」。1970年にアメリカ・コロラド州で生まれたパックン。家庭環境が貧しく、お母さんが1食1ドル以下に抑える工夫でなんとか生活をしていたのだという。
そのときの思い出の味が「ターキーバーガー」。七面鳥のひき肉を使ったハンバーガーは肉もパサパサで、おいしくなかったとパックンは語る。「だから今、どんなハンバーガーでもおいしく感じる」のだとか。また10歳のころから家計を支えるため新聞配達をするなど、厳しい環境で育ったようだ。
そんな幼少期を過ごしただけあって、20年前からずっと同じ種類のTシャツを着たり、同じジーパンを履き続けるなど、今でも驚愕の節約術に取り組んでいるパックン。「ケチだと思われるのは違う?」という百田に、パックンは「僕は“節約家”なんです」とピシャリ。
8年間、新聞配達をしながら勉強に励み、世界最高峰のハーバード大学に進学したパックン。卒業後、友人に誘われて1年だけのつもりで来日したが、気づけばお笑い芸人に。1997年にパックンマックンを結成し、(本人いわく)史上初の日本人とアメリカ人のコンビ芸人となった。当初は日本とアメリカのお笑いの違いに苦しんだものの、得意の勉強で日本のお笑いを学んでいった。
「ツッコミからボケを逆算してお笑いを考える」という独自のお笑い術を語るパックンに、ももクロも感激。メンバーとショートコントも披露し、正月にふさわしい笑いあふれる放送である。