第100回箱根駅伝、初の箱根出走となった駒澤大学・佐藤圭汰選手(2年)に自身の走りを振り返ってもらいました。

――どれくらいから脚の痛みを感じたのか?
「走っているときは痛くなかった。ただ、太ももがつっているような状態で脚が動かなかった」

――攣ったのは右脚か?
「右も左も攣ってしまった」

――過去にもこのような経験はあったのか?
「今までには経験したことがなく、今回初めての経験だった」

――初めての箱根駅伝はどのような気持ちでスタートしたのか?
「絶対に先頭で襷を繋げたかった。ただ、太田(蒼生、青山学院大学3年)選手に追いつかれてしまってから、自分のペースを乱してしまった。ラスト3キロという一番大事なところで、対応ができなかった」

――八王子ロングディスタンスで出した記録の反動はあったのか?
「大学に入学してから、うまく練習は積めていた。疲労はあったものの、そこまでの影響があるとは思っていない。今日のスタートラインに立つときには、自信を持って臨めたと思っている」

――両脚がつりながらも、青山学院大学・太田選手を追い上げたシーンがあったが、どのような気持ちで走っていたのか?
「絶対に山川(拓馬、2年)に先頭で襷を渡したいと思っていた。総合優勝という目標を掲げていたので1位で襷を渡したかったが、最後の大事な部分で追いつくことができなかった」