第100回箱根駅伝。往路新記録で、2年ぶり6度目の往路優勝を飾った青山学院大学の1区・荒巻朋熙選手(2年)、2区・黒田朝日選手 (2年)、3区・太田蒼生選手 (3年)、5区・若林宏樹選手 (3年)のレース後インタビューです。
なお、4 区・佐藤一世選手(4年)はフィニッシュ地点に向かっている途中だった為、未収録です。

1区・荒巻朋熙選手(2年)
――よく粘った(トップと35秒差の区間9位)が、自身の走りはどうだったか?
「(先頭と)20秒差以内で渡すことを目標にしていたので、それには届かなかったが、最後の2キロ苦しくなった中で、今まで支えてくださった4年生、特にキャプテン、副キャプテンや寮長のことを思い出してギリギリ粘ることができたので良かったです」

2区・黒田 朝日選手 (2年)
――追い上げた(区間賞の走りで首位・駒澤と22秒差まで縮めた)が、自身の走りはどうだったか?
「本当に前だけを追って、ラスト 3キロからの上りもしっかり上がることができて理想の走りができたんじゃないかなと思います。次の3区に本当に1秒でも多く縮めて渡そうと思って最後まで振り絞れました」

3区・太田蒼生選手 (3年)
――(駒澤・佐藤圭汰選手、2年との)競り合いから抜け出した。自身の走りはどうだったか?
「1区(荒巻)、2区(黒田)の後輩たちが本当にいい位置で持ってきてくれたので、僕の仕事をするだけだと思って走りました」

――駒澤の佐藤圭汰選手と競っていたが、どうだった?
「競り合い自体はすごく楽しめましたが、やっぱりキツさもあって、『負けてたまるか大作戦』の名の通り『負けるか』という強い気持ちで走りました」

5区・若林宏樹選手 (3年)
――すごい走り(区間2位、区間新)でしたね。自身の走りを振り返ってどうだったか?
「雨の中のレースでかなり気温が低く寒かったんですけど、皆さんの応援のおかげでなんとか走り切ることができました」

――2 年ぶりの5区、そしてそれが雨の中だったが?
「前回体調不良で走れずチームに迷惑をかけてしまったので、その挽回を意識して走りましたし、結果としてフィニッシュテープを切ることができて本当に嬉しく思います」