空手形・岩本衣美里が引退発表 元世界1位の35歳、TVも多数出演「第二の空手人生をスタート」
引退発表
空手形の岩本衣美里が31日、インスタグラムで引退を発表した。2017年に世界ランク1位に輝いた実績を持つ35歳。「私、岩本衣美里は現役を引退することと致しました」とつづっている。
世界空手道連盟主催KARATE1プレミアリーグで3度の優勝(フランス2015、オランダ2016、ドイツ2017)を誇る岩本。全日本空手道選手権も2度準優勝(2015、2019)した。時折テレビ番組にも出演し、空手の魅力を積極的に発信。アマチュアアスリートの一つのロールモデルになることを目指し、日々の稽古に励んできた競技人生。この日、引退を表明した。
インスタグラムには帯を締めるシーンの画像を公開。決意を以下の通り記している。
「次世代の子達にしっかりバトンタッチして、27年の競技生活、10年間のナショナルチームとしての競技生活に終止符を打ち、これからは第二の空手人生をスタートさせたいと思います。
ここまで頑張ってこられたのは、お父さんのような存在の大角会長、空手の奥深さを教えて下さった佐久本先生、空手の楽しさや可能性、本質とは何かをご指導頂きました先生方、スポンサーの皆様、応援して下さった皆様、どんな時も味方でいてくれた家族、今日まで関わって頂きました全ての方々のおかげです。改めまして感謝申し上げます。
これまで辛いことも沢山ありましたし、試行錯誤して、自分自身を何度も見つめ直す日々の繰り返しでした。そうしている内に少しずつ自分の方向性、目指すべき場所、大切なものは何か、価値ある空手とは何なのかが見えてきました。
私の目指すべき空手とは何かが明確に、そして確信をもってそう思えてからは、自分の成長を楽しむことが出来るようになり、空手がまた大好きになりました。
引退しても、引き続き空手の稽古は続けて空手の技術を追求していきたいと思います。皆様、今まで沢山の応援、サポート本当にどうもありがとうございました。第二の空手人生も、楽しみです。これからも引き続き発信もしていきますので、今後とも宜しくお願い致します」
(THE ANSWER編集部)