大乱戦必至の“初代王者”決定戦!オスプレイvsモクスリーvsフィンレー…1.4東京ドームで危険な3WAYマッチ

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2024年1月4日(木)、新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』がついに開催。

第8試合は、IWGP US(UK)ヘビー級選手権から「IWGP GLOBALヘビー級選手権 初代王者決定戦」に変更。ウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリー、デビッド・フィンレーによる3WAYマッチが行われる。

さかのぼること今年8月、USヘビー級王者だったオスプレイは自身の故郷である英国の国旗が刻まれたベルトを自作し、“UKヘビー”級王者を自称。

その後は9月に神戸で辻陽太、10月にロンドンでザック・セイバーJr.の挑戦を退けると、3度目の防衛戦として11月の大阪で海野翔太を迎撃した。

海野の要求を受け、USとUKの二本のベルトを携えてきたオスプレイは、新世代の雄と40分超えの壮絶な激闘を展開。最後はストームブレイカーで粘る海野を沈め、王座防衛に成功した。

そして試合後、オスプレイはリングサイドで見守っていた海野の師匠であるモクスリーと額を突き合わせて視殺戦。2022年のシカゴで、自身が敗れた相手と火花を散らした。

しかし、ここでフィンレーがシレイリと呼ばれるこん棒でオスプレイとモクスリーを急襲し、不敵な笑みでマイクを握る。

「オマエたちは『WRESTLE KINGDOM』でこの二つの王座を懸けて対戦する話をするつもりか? 俺にとって、この二つのベルトがどんな意味を成すのか教えよう。イギリスに行けば俺はアメリカ人だと言われ、アメリカに行けば俺はアイルランド人だと言われる。オマエたちにとってこれらのベルトは人生そのものだが、俺にとっていかにちっぽけなものかを見せてやろう!」

そう言い放ったフィンレーは、外道からハンマーを受け取り二つのベルトを破壊。場内が騒然とするなか、マイクを掴んだ外道は「こんなケチのついたベルトは、何の意味もねえんだよ、コノヤロー! フィンレーのために新しいベルトを作りやがれ!」と傍若無人に要求した。

この暴挙に対し、オスプレイは「この俺に絡んで、俺の財産を破壊するつもりなのであれば、いいだろう。“ダブルデート”だ。ジョン・モクスリーvsデビッド・フィンレーvsウィル・オスプレイ…、新しい王座を懸けて。インターコンチネンタル王座を復活させられないのであればニュージャパン、新しいベルトを作ってくれ」と、新たな王座を懸けた3WAYマッチをアピールした。

2023年はケニー・オメガやクリス・ジェリコなど名だたる大物レスラーを下し、さらに存在感を増したオスプレイ。

AEWでブラックプール・コンバットクラブのメンバーとして活躍し、世界に名をとどろかせるモクスリー。BULLET CLUBのリーダーに君臨し、大きな野望に燃えるフィンレー。

この3人がドームで繰り広げる王座戦は、大乱戦になること必至。はたして、IWGP GLOBALヘビー級選手権“初代王者”の座を掴むのは?

◆対戦カード

・第0試合 「KOPW 2024」進出権争奪ニュージャパンランボー
・第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
TJP&フランシスコ・アキラ(挑戦者) vs. クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー(王者)
・第2試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
棚橋弘至(挑戦者) vs. ザック・セイバーJr.(王者)
・第3試合 スペシャルシングルマッチ
辻陽太 vs. 上村優也
・第4試合 スペシャルタッグマッチ
海野翔太&清宮海斗 vs. EVIL&成田蓮
・第5試合 NEVER無差別級選手権試合
タマ・トンガ(挑戦者) vs. 鷹木信悟(王者)
・第6試合 IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権試合
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs. ヒクレオ&エル・ファンタズモ
・第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
高橋ヒロム(王者) vs. エル・デスペラード(挑戦者)
・第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権 初代王者決定3WAYマッチ
ウィル・オスプレイ vs. ジョン・モクスリー vs. デビッド・フィンレー
・第9試合 スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ vs. ブライアン・ダニエルソン
・第10試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
SANADA(王者) vs. 内藤哲也(挑戦者)