M-1優勝の令和ロマン・くるま、指摘された致命的な“欠点”「正しいこと言っているけど人気出ない」
M-1チャンピオンに輝いた令和ロマン(郄比良くるま・松井ケムリ)の地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』が、12月28日(木)に放送された。
令和ロマンの2人が、さまざまな娯楽やカルチャーに関する疑問をゲストたちと分析しながら語り合う同番組。
M-1にも分析して挑んだという、分析力に定評のあるくるまの注目発言が次々と飛び出した。
「今リメイクしたらバズリそうな過去の傑作は?」というテーマで、懐かしい過去の名作についてトークを繰り広げた一同。
ゲストの中で唯一の40代である永野は、リメイク作品が相次いでつくられている昨今の風潮について、「若いみなさんは腹が立たないですか?」と疑問を投げかけた。
「自分が令和ロマンとかの世代だったら、『君たちは新しく生めないんだ?』と言われているようで嫌だな」という永野に、蓮見翔(ダウ90000)は「めっちゃあります」とうなずく。
「『昔絶対に面白かったものにしかもうお金は使えないんでしょ』と(上の世代に)思われている感じ」と明かし、だからこそリメイク作品が増えたのではと分析する。
「それは若者を否定している感じがする」と警鐘を鳴らした永野は、「若い人にもうちょっと頑張ってもらわないと。おじさんおばさんに浸食されて、リメイクブームが牛耳られている」と発破をかけた。
この永野の持論に対し、「めっちゃ思います」と共感したくるま。
そのうえで、「俺はリメイクというかノスタルジーブームが全然嫌じゃなくて、なんでかというと自分たちの世代よりおじさんとかおばさんたちってすごく不幸だから」とこちらも持論を展開。
これをきっかけに、くるまVS永野の論争が勃発する。
「(上の世代は)現実を受け入れられないから。いろんなひどい目に遭っていろんな歪みにあって得をしていないから、少年・少女時代のことでしか楽しめない」と遠慮なく言い放つくるまに、我慢がならない永野は「あなた、正しいこと言っているけど人気出ないと思うよ」とこれまたバッサリ。
さらに、「めっちゃ正しいし才能もあると思う。お話もすごい。だけど愛嬌が一個もない!」とくるまの致命的な欠点を指摘し、スタジオは爆笑に包まれた。
先輩芸人から一刀両断されたくるまは、「日本人の大多数が懐かしい(と思う)ことが大事で、俺たち(若い世代)の好奇心もくすぐることができれば一番バズリますよねって言いたかっただけなんです…」と弁明したものの、『M-1グランプリ』の優勝会見でも言われていた“可愛げ”のなさがここでも浮き彫りになってしまった。