1.4東京ドームで“宿命のライバル”対決!高橋ヒロム、エル・デスペラードがジュニアの至宝を懸けた闘いへ

写真拡大 (全5枚)

2024年1月4日(木)、新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』がついに開催。

第7試合のIWGPジュニアヘビー級選手権では、高橋ヒロムがベルトを懸けて、宿命のライバルであるエル・デスペラードを相手に8度目の防衛戦を敢行する。

ヒロムは前回の1.4東京ドームで4WAYマッチを制し、5度目のIWGPジュニアヘビー級王座戴冠を達成。その後は怒涛の快進撃で防衛ロードを突き進み、11月の大阪では7度目の防衛戦として前王者の石森太二を迎撃した。

ヒロムと石森は今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦で対戦するも、試合中に石森が頚椎を負傷し、結果はレフェリーストップに。

その後、石森は長期欠場を経て10月に復帰。そして11月の王座戦で、ヒロムと石森は互いに不完全燃焼に終わった“あの日”の続きとばかりに大接戦を展開し、最後はヒロムが名もなきヒロムロールPART2で3カウントを奪ってベルトを死守した。

前王者から直接フォール勝ちを収めたことで、現王者として初めてベルトを腰に巻いたヒロムは試合後、マイクを握ると以下のようにアピール。

「次のこのベルトの挑戦者、俺が指名させてもらう!どうしても、コイツとやりたい。この男を超えなければいけない、そう思います。……デスペラード!」

これを受けて、放送席で王座戦を見届けていたデスペラードがリングに上がると、ヒロムは「2024年、1月4日!東京ドームで!この俺と戦え〜!」と宣戦布告。

デスペラードも「……OKだ」と呼応し、場内は大きな拍手に包まれた。

試合後、ヒロムはデスペラードを指名したことについて、以下のように言及。

「2023年1月4日の東京ドームで石森、ワト、デスペラードと戦って、ワトに勝ちこのベルトを獲った。でも、石森に勝つまでこのベルトは巻きたくなかった。そして『SUPER Jr.』で優勝したワトに勝った。今日、石森太二を倒してこのベルトを腰に巻くことができた。さあ、あと一人、そうエル・デスペラード。1月4日、東京ドーム、ふさわしいだろう。最高だろう。俺と思いっきり戦おう!」

宿命のライバル同士であるヒロムとデスペラードは、これまでIWGPジュニアヘビー級王座戦や『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝決定戦など、数々の大舞台でしのぎを削り、観る者の感情を揺さぶってきた。

ちなみに1.4東京ドームでは、2022年に今回と同じくIWGPジュニアヘビーを懸けた一騎打ちで激突し、デスペラードが勝利を収めている。

新日本ジュニアが誇る黄金カードが、今回もドームの大舞台を熱く焦がすのは間違いない。

◆対戦カード

・第0試合 「KOPW 2024」進出権争奪ニュージャパンランボー
・第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
TJP&フランシスコ・アキラ(挑戦者) vs. クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー(王者)
・第2試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
棚橋弘至(挑戦者) vs. ザック・セイバーJr.(王者)
・第3試合 スペシャルシングルマッチ
辻陽太 vs. 上村優也
・第4試合 スペシャルタッグマッチ
海野翔太&清宮海斗 vs. EVIL&成田蓮
・第5試合 NEVER無差別級選手権試合
タマ・トンガ(挑戦者) vs. 鷹木信悟(王者)
・第6試合 IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権試合
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs. ヒクレオ&エル・ファンタズモ
・第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
高橋ヒロム(王者) vs. エル・デスペラード(挑戦者)
・第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権 初代王者決定3WAYマッチ
ウィル・オスプレイ vs. ジョン・モクスリー vs. デビッド・フィンレー
・第9試合 スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ vs. ブライアン・ダニエルソン
・第10試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
SANADA(王者) vs. 内藤哲也(挑戦者)