1.4東京ドームで互いのベルトをかけたダブルタイトルマッチ!三度目の“タッグ頂上決戦”
2024年1月4日(木)、新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』がついに開催。
第6試合では、『WORLD TAG LEAGUE 2023』を制したIWGPタッグ王者チームの“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと、STRONG無差別級タッグ王座を保持する“G.o.D”ヒクレオ&ファンタズモ組が、お互いのベルトをかけたダブルタイトルマッチで激突する。
毘沙門は今回の『WORLD TAG』で前人未到の3連覇を目指し出陣したが、公式戦初戦でヒクレオ&ファンタズモに敗北。その両雄が、再び優勝決定戦の舞台で対峙することに。
互いの健闘を祈り、握手で幕を開けた最終決戦。両チームは序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、白熱の接戦を展開した。
最後は毘沙門がジャイアントニーブラから“奥の手”奈落につなぎ40分にわたる死闘に終止符。ヒクレオ&ファンタズモ組に公式戦のリベンジを果たした毘沙門が、IWGPタッグ王者として史上初の『WORLD TAG』制覇、そして前人未到の3連覇を成し遂げた。
試合後、後藤は「俺たちはリーグ初戦でオマエらに負けた。そして今日、オマエらに勝った。ともにすばらしい戦いだった。俺たちはもう一度オマエらと戦いたい。1月4日、東京ドーム、俺たちのこのベルトと、オマエらのそのベルトをかけて、もう一度勝負だ!」と、ダブルタイトルマッチをアピール。
毘沙門が優勝トロフィーのそばにIWGPタッグのベルトを置くと、ヒクレオ&ファンタズモもSTRONGタッグのベルトを並べて呼応した。
最後は“けしからんくらいの極上のざんまい”で『WORLD TAG』を締めくくった毘沙門は、「もともとタッグベルト、俺はひとつでいいと思ってた。アメリカでもどこでもこのベルト持って行ってやります(後藤)」、「新たなタッグベルトのこの先を俺たちは見せたいと思います(YOSHI-HASHI)」と、あらためてダブルタイトルマッチに向け闘志を燃やす。
あと一歩のところで涙を飲んだヒクレオ&ファンタズモ組も、「これで1対1だ(ヒクレオ)」、「3セットマッチだ。IWGPタッグSTRONG無差別級タッグのすべてをリング上に懸けて、プロレス界最高のステージで。そのとき、ニュージャパン最高のタッグチームが決まるんだ」と、気合いをたぎらせた。
1.4東京ドームの大舞台で実現するタッグ頂上決戦。毘沙門が『WORLD TAG』3連覇の勢いを駆って、再びタッグ2冠王に君臨するのか?
それともヒクレオ&ファンタズモ組が優勝決定戦のリベンジを果たし、IWGPタッグのベルトも手中に収めるのか? 三度目の対決の結末は果たして?
◆『SJTL』優勝チームが王者に挑戦!
第1試合のIWGPジュニアタッグ選手権では、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023(以下、SJTL)』優勝チームのCatch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)が、BC WAR DOGS(クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー)の王座に挑戦する。
今年の『SJTL』公式戦を1位で通過したCatch 2/2は、優勝決定戦で2位のSHO&金丸義信と対峙。開始からEVILらの乱入をはじめ、無法殺法全開で襲いかかられるが、最後は孤立した金丸を2/2で撃破し、念願の初優勝をつかみとった。
しかし、優勝トロフィーを手にした瞬間、現IWGPジュニアタッグ王者であり、公式戦でCatch 2/2に敗れているBC WAR DOGSのコナーズ&モロニー組が乱入。
Catch 2/2をベルトで殴打すると、コナーズは「『WRESTLE KINGDOM』で、俺たち最強のジュニアヘビー級チャンピオンと最大のステージで戦うチャンスを得られておめでとう!」と挑発する。
そして、トロフィーにタンを吐きかけたモロニーも「俺たちはこの階級のモンスターだ! 何回オマエらを殺せば、死んだままでいることがいいと気づくんだ?」と非情の言葉を浴びせた。
そもそも、Catch 2/2にとってBC WAR DOGSは、7月の後楽園でIWGPジュニアタッグを奪い取られた怨敵。そのBC WAR DOGSに優勝をブチ壊しにされたアキラは、「今夜はオレたちの夜になるはずだったんだ! オレたちがそのベルトを奪うぞ! それよりも、オマエたちの魂を奪ってやる! Catch 2/2は死んでいないことをわからせてやる!」と怒りをあらわに。
一方のTJPは「『WRESTLE KINGDOM』では何が見つかるのか。あるいは、オマエらが何を見つけるのか。オレでさえ恐ろしいよ。なぜなら、Catch 2/2は死んでいないからだ」と静かに闘志を燃やした。
外国人強豪タッグ同士による仁義なき王座戦。Catch 2/2が強い絆と磨きをかけたチームプレーで王座を取り戻すのか? それともBC WAR DOGSが脅威のパワー&ラフファイトで粉砕するのか?
◆対戦カード
・第0試合 「KOPW 2024」進出権争奪ニュージャパンランボー
・第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
TJP&フランシスコ・アキラ(挑戦者) vs. クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー(王者)
・第2試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
棚橋弘至(挑戦者) vs. ザック・セイバーJr.(王者)
・第3試合 スペシャルシングルマッチ
辻陽太 vs. 上村優也
・第4試合 スペシャルタッグマッチ
海野翔太&清宮海斗 vs. EVIL&成田蓮
・第5試合 NEVER無差別級選手権試合
タマ・トンガ(挑戦者) vs. 鷹木信悟(王者)
・第6試合 IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権試合
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs. ヒクレオ&エル・ファンタズモ
・第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
高橋ヒロム(王者) vs. エル・デスペラード(挑戦者)
・第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権 初代王者決定3WAYマッチ
ウィル・オスプレイ vs. ジョン・モクスリー vs. デビッド・フィンレー
・第9試合 スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ vs. ブライアン・ダニエルソン
・第10試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
SANADA(王者) vs. 内藤哲也(挑戦者)