ももクロ・佐々木彩夏「ちょっと天才みたいになっちゃうんだけど…」驚くべきセリフ暗記術
ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。
最新エピソードの#687は、ぬくぬくのコタツに入り、2023年を振り返る!
◆ももクロとオラキオ、10年超の関係性
今回は、高城れにと佐々木彩夏に加えて、『ももクロChan』となじみ深い、かが屋のふたりとオラキオがトークに参加。
今年、番組開始から13周年を迎えた『ももクロChan』だが、スタート当初にゲストとして番組を支えたひとりが、オラキオだ。しかし、今回は2年ぶりの登場だそう。
久々の出演となったのは、先日の第2回ももクロ一座特別公演『CHANGE THE FUTURE!〜未来を変えろ〜』で、ももクロと共演したことがきっかけだという。
オラキオは、公演中もSNSで熱い投稿を繰り返していた。それもそのはず、2カ月近い稽古を経て迎えた公演初日、幕が降りると座長の玉井詩織が泣いていたのだそう。「あのしおりんがね、15年やってきてさ、まだ不安と闘ってたんだなって、熱くなっちゃってね!」と語る。
そんなオラキオに、佐々木と高城は感謝しているそう。佐々木が「稽古中もすごく盛り上げてくれて、本当に助かった」と振り返ると、高城も「うちら人見知りだから、外の現場とか行くと共演者の方と仲よくなるのに時間かかるんだけど、オラキオさんがけっこうつなげてくれた」と感謝する。
しかも役者・オラキオは、やけにイキイキしていたようで、高城の母親も「オラキオさんあんなに演技うまいんだね」と褒めるほどだったそう。おまけに佐々木は「稽古中も『俺、ちょっと演技やったことあるから』みたいな顔をずっとしてました」と暴露する。
演じるのが楽しそうなオラキオは2024年の目標を聞かれて、「恥ずかしいんですけど…朝ドラに出てみたいんですよ」とぶっちゃけ、かが屋の賀屋壮也には「俳優さんの夢じゃないですか!」とツッコまれる。
最近、番組に呼ばれないことをやたらとグチっていたオラキオだが、スタッフから「お笑いをおろそかにしたから『ももクロChan』に出られないんじゃないですか?」と追い詰められると、「たしかに、かが屋はお笑い大事にしてるもんね」とつぶやき、「いやいや、でも本当にもうさ…!」と何かを言いよどむ。そのままストローに口をつけて、お茶をにごそうとするオラキオに、高城は「ねぇねぇ! 家じゃないからここ! プライベートじゃないから!」と笑うのだった。
◆“のんべえ”なあーりんとれにちゃんにビックリ!
そんなオラキオは、高城と佐々木の活躍も褒め出す。「れにちゃんは素直に演じている感じ」と評する一方、佐々木のことは「自分を出してくるなぁ」と思ったことを明かす。明治初期を舞台にした芝居だったにもかかわらず、アドリブ部分で「ヤバい! ピンチ!」や「マジごめん!」とギャル感丸出しだったため、座長の玉井から注意されていたと苦笑する。
そんな佐々木に、オラキオは成長を感じる出来事があったのだそう。公演期間中、ももクロ以外のメインキャストで食事に行くことになった際、公演中は禁酒していたというオラキオに向かって、佐々木が「おい! 行くんだったら飲めよ! 飲まねぇんだったら行くなよ!」と言い放ったのだという。
オラキオが最初に出会ったころ、佐々木はまだ小学6年生。それから15年が経ち、まさか啖呵を切られることになるとは思いもよらなかったオラキオは「あーりんの成長をすごく感じた」と神妙な顔で語るのだった。
ところで、高城と佐々木は、ももクロの中でも「お酒をたしなむ組」だ。
佐々木が「キャストのみなさんと飲みに行くの、誘ってくれない」とオラキオに言うと、オラキオも「そこは気を遣うというか…」とたじろぐ。しかし、高城と佐々木に気を遣う必要はなさそうだ。スタッフから「バケツみたいなジョッキですっごく濃いハイボールを飲む」ことを明かされた高城は「メガハイ大好き!」と満面の笑みを見せる。
◆30歳のれにちゃんが今年ハマったこととは?
お酒が大好きなふたりだが、仕事に対する情熱も人一倍だ。芝居に出るにあたって避けられないのが、セリフを覚えること。高城は「家でお母さんと読み合わせして覚えている」と語るが、佐々木は「ちょっと天才みたいになっちゃうんだけど」と前置きしながら、「台本を絵みたいに覚えてる」ことを明かした。
「頭の中で台本をめくりながら覚えてんの」と言う佐々木だが、イメージで覚えているため、細かい語尾を正確に言うのが難しいそう。それを聞いたオラキオは「だからだね、あーりんの芝居はいつもフレッシュなんですよ」と、まるで大御所俳優かのように得心するのだった。