M-1準優勝「和牛」電撃解散を決断させた「DV性行為スキャンダル」の深すぎるショック

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 2016年から2018年にM-1グランプリで3大会連続で準優勝し、高次元の漫才が評価されてきたお笑いコンビ「和牛」が、2024年末で解散することになった。

 ツッコミの川西賢志郎とボケの水田信二のコンビで2006年に結成したが、2人は解散の原因を赤裸々に告白している。水田は「複数回の遅刻が重なったこと。加えて漫才のパフォーマンスにおいて、川西の要求に応えられなくなった。楽しかった漫才が、苦しいだけの日々になった」と白状。川西は「水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、漫才に対する姿勢の違いが目立つようになった」と説明した。

 双方とも吉本興業に残り、お笑いタレントとして活動していくというが、お笑いライターが舞台裏を明かすには、

「お笑いに対してマジメでのめり込むタイプの川西は、劇場や舞台を重視する考えでしたが、水田はテレビ番組出演にも積極的で、数年前からスレ違いが起きていました。川西は今年発覚した水田の女性スキャンダルにもショックを受け、思い悩んでいましたね。律義で物堅い性格の川西は最近、ルーズになっていた水田の遅刻や女性問題といった一端が、どうしても許せなかったといいます」

 今年5月にフリーアナウンサー・山本萩子との結婚を発表した水田だが、長期交際していた女性AさんにDVと隠し撮りを行っていたことが、写真誌「FRIDAY」の報道で発覚。記事によれば、水田は性行為中に失神寸前までAさんの首を強く絞めたり、アザが残るほど殴打していたという。Aさんの合意なく、性行為を撮影していたこともあった。

「女性にだらしない水田に、川西が失望した面があることは否めません。家族のように信頼していた相方の衝撃的な女性スキャンダルで信頼できなくなり、精神的に苛まれていたようです」(前出・お笑いライター)

 解散にともない「難波グランド花月」や「ルミネtheよしもと」等の各劇場は「和牛」の休演を発表。ネタ出番活動終了が伝えられ、代演で他キャストが出演することになった。その影響は多方面へと及びそうである。

(佐藤恵)