川崎重工のヒューマノイド新型「カレイド」が災害避難所で人と協働で活躍するデモを公開 段差を歩行、物資を運ぶ安定性が向上

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「2023国際ロボット展」において、川崎重工業はヒューマノイド(人型ロボット)「カレイド」(Kaleido)の新バージョンによるデモを公開した。今回のカレイドはバージョン8になり、転倒防止の吊り下げ式ワイヤーもなく、しっかりと自律歩行し、荷物を運ぶ等の作業を披露した。身長は約180cm、体重は約86kg、32自由度。



顔がディスプレイ式に変更され、表情やデザインを映すことができるようになった。

■川崎重工のヒューマノイド「カレイド」Version8を公開:




デモの内容は、災害時を想定した避難所が舞台。災害時に散らばった瓦礫を片付け、人と共同でテーブルを運び、輸送トラックから救援物資を運び込むといった一連の作業をこなした。







■川崎重工の二足歩行ヒューマノイド「カレイド」災害現場で活躍するデモ: