お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が26日、YouTuberチャンネル『M-1グランプリ』で公開された動画「【M-1ラジオ】#3 敗者復活戦秘話! (NON STYLE・石田明/囲碁将棋・文田大介/好井まさお)」に出演。「M-1グランプリ」敗者復活戦で意識していたことを明かした。

NON STYLE・石田明

同チャンネルでは今回、石田がパーソナリティを担当し、「下剋上のチカラ、ネタ作りのチカラ」をテーマにトーク。これまで屋外で開催されていた敗者復活戦の話題になると、石田は「敗者復活ならではの戦い方っていうのが、今まではあったんですよね」と前置きしつつ、「屋外なので、マイク環境が良くないんですよ。離れた時にガンマイクが追っかけてくる。ってなったら、ガンマイクが追いかけてから喋らないと、声を拾ってくれない」「ボケ始めてるけどウケへんとかが結構あったり」と解説する。

さらに、「マイクがボンボン言って、空気の音が入って1音目が聞こえないとか」「逆に『ピンマイク活かしてください』って言うと、サンパチマイク(コンビの真ん中に立っているマイクの音)が消える」といい、麒麟のツカミである「麒麟です」を例示。そして、「そういったいろんな戦い方があって、俺はめちゃくちゃそんなんばっかり考えてました。動く漫才をやるから」「外に動いても、内に向いて、マイクに向けて声を出すようにする。そうするとサンパチマイクが拾えるから」と、自身が意識していたことも明かしていた。

【編集部MEMO】

歴代のM-1チャンピオンがパーソナリティを務める、ABCラジオのラジオ番組『M-1ラジオ〜〇〇のチカラ〜』。今年の出場者や、エントリー資格の結成15年を超えたM-1卒業芸人、M-1を裏で支え続けているスタッフが出演し、それぞれの目線でM-1を語り尽くす。笑い飯・哲夫がパーソナリティを務め、スーパーマラドーナ・武智をゲストに迎えた初回は、「西のチカラ」をテーマに、M-1を関西の視点で深掘りした。次回は12月3日(12:30〜)に放送。