ノンスタ石田、2007年のM-1きっかけに漫才の形を変えた理由とは「初めて…」
お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が26日、YouTuberチャンネル『M-1グランプリ』で公開された動画「【M-1ラジオ】#3 敗者復活戦秘話! (NON STYLE・石田明/囲碁将棋・文田大介/好井まさお)」に出演。2007年の「M-1グランプリ」をきっかけに漫才の形を変えた理由を明かした。
NON STYLE・石田明
同チャンネルでは今回、石田がパーソナリティを担当し、「下剋上のチカラ、ネタ作りのチカラ」をテーマにトーク。その中で、NON STYLEが優勝する前年にあたる2007年大会の敗者復活戦の話題に。
それまで、井上裕介がカッコつける「イキリ漫才」をM-1で披露していたNON STYLE。2007年の敗者復活戦では、石田いわく「イキリ漫才をずっとやってて。最終形態みたいなのが生まれたんですよ。『これで無理やったらもう無理や』ってぐらい、ウケ方も過去イチ」と、自身としても最高の出来だったが、結果的にサンドウィッチマンが決勝に進出し、そのまま優勝を決めた。
その際、石田は「『これ行ったわ』って思ったらサンドさんが選ばれて、初めて悔し涙が出た。その場で発表された瞬間にダーッて出て」と大いに悔しんだが、「俺は初めて悔しいと思えたから、その時に『あ、俺はあの決勝に立つ権利をもらえたんや』って気がした。それで、今までの形を全部捨てられた」と、この敗退が新しい漫才に挑戦する後押しになったという。
このエピソードに対し、ゲストの好井まさおが「それでもすごいですね」「バサッと捨てられるってどういうことなんやろうって」と感嘆すると、石田は「その日の帰りの新幹線で井上に連絡して。『この形捨てるわ、やりたい形あるから』って言ったら、井上は『新しいのもいいけど、捨てんでもいいんちゃう?』って言ってきた」と、井上からは反対されたと告白。
その上で、「(イキリ漫才を初めて)5年かけてここまで来た。来年優勝したいと思ってるのに、二足のわらじでは到達できない気がするから。今なんとなく戦える感覚がわかってるうちに、(新しい漫才に)集中したい」と井上に伝えたことも明かしていた。
【編集部MEMO】
歴代のM-1チャンピオンがパーソナリティを務める、ABCラジオのラジオ番組『M-1ラジオ〜〇〇のチカラ〜』。今年の出場者や、エントリー資格の結成15年を超えたM-1卒業芸人、M-1を裏で支え続けているスタッフが出演し、それぞれの目線でM-1を語り尽くす。笑い飯・哲夫がパーソナリティを務め、スーパーマラドーナ・武智をゲストに迎えた初回は、「西のチカラ」をテーマに、M-1を関西の視点で深掘りした。次回は12月3日(12:30〜)に放送。
NON STYLE・石田明
同チャンネルでは今回、石田がパーソナリティを担当し、「下剋上のチカラ、ネタ作りのチカラ」をテーマにトーク。その中で、NON STYLEが優勝する前年にあたる2007年大会の敗者復活戦の話題に。
その際、石田は「『これ行ったわ』って思ったらサンドさんが選ばれて、初めて悔し涙が出た。その場で発表された瞬間にダーッて出て」と大いに悔しんだが、「俺は初めて悔しいと思えたから、その時に『あ、俺はあの決勝に立つ権利をもらえたんや』って気がした。それで、今までの形を全部捨てられた」と、この敗退が新しい漫才に挑戦する後押しになったという。
このエピソードに対し、ゲストの好井まさおが「それでもすごいですね」「バサッと捨てられるってどういうことなんやろうって」と感嘆すると、石田は「その日の帰りの新幹線で井上に連絡して。『この形捨てるわ、やりたい形あるから』って言ったら、井上は『新しいのもいいけど、捨てんでもいいんちゃう?』って言ってきた」と、井上からは反対されたと告白。
その上で、「(イキリ漫才を初めて)5年かけてここまで来た。来年優勝したいと思ってるのに、二足のわらじでは到達できない気がするから。今なんとなく戦える感覚がわかってるうちに、(新しい漫才に)集中したい」と井上に伝えたことも明かしていた。
【編集部MEMO】
歴代のM-1チャンピオンがパーソナリティを務める、ABCラジオのラジオ番組『M-1ラジオ〜〇〇のチカラ〜』。今年の出場者や、エントリー資格の結成15年を超えたM-1卒業芸人、M-1を裏で支え続けているスタッフが出演し、それぞれの目線でM-1を語り尽くす。笑い飯・哲夫がパーソナリティを務め、スーパーマラドーナ・武智をゲストに迎えた初回は、「西のチカラ」をテーマに、M-1を関西の視点で深掘りした。次回は12月3日(12:30〜)に放送。