今永昇太はメッツ・千賀並みの“大型契約”も 週明けにもポスティング申請と米報道「熾烈な争奪戦が確実だ」

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間もなくポスティングされると報道された今永。果たしていくらの値が付くのか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は自身のX(旧Twitter)を更新し、「WBCの日本との試合で先発したショウタ・イマナガのポスティング申請が月曜日に行われる見込みだ」と投稿し、DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す今永昇太が、27日(日本時間28日)までに申請手続きを行う見込みであると報じた。

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 今永はプロ通算8年間で3度の2桁勝利をマークするなど64勝50敗、防御率3.18の成績を記録。今季は7勝4敗、防御率2.80の成績だった。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではアメリカとの決勝戦に先発登板するなど、「侍ジャパン」の世界一に貢献した。

 フェインサンド記者は「業界関係者は、イマナガがコウダイ・センガと同じような5年7500万ドル(約112億円)の契約になると予想している」と投稿し、昨オフに千賀滉大がメッツと結んだ大型契約と同程度の金額になるだろうと予想した。

 左腕のポスティング報道に現地メディアは反応。スポーツ専門サイト『Sportskeeda』は今永に関する記事を配信し、「イマナガが正式にポスティングされると、入札合戦が始まり、価格が非常に高騰する可能性がある。熾烈な争奪戦になることは確実だ」と早くも各球団による争奪戦を予想した。また、「ヨシノブ・ヤマモトは2億ドルを超える契約を獲得すると予想されている。彼を逃したチームは、より少ない額でイマナガに費やす機会があるかもしれない」と記載し、オリックスからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す山本由伸の動向が今永に影響する可能性があると言及した。

 同メディアは記事内で今永の獲得に乗り出す球団を予想。「ヤンキースやドジャースなど、いくつかの球団が今永の移籍先候補として考えられる。レッドソックス、カブス、ジャイアンツ、その他いくつかの球団はフリーエージェントでの出費に前向きである」と、5球団を挙げた。資金力があり、先発投手が補強ポイントの球団が今永の獲得に名乗りを挙げそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]